RESORTスキー場北海道北広島道央

ダイナスティスキーリゾートで地形遊びを身に付けよう!

札幌中心部から1時間圏内のリーズナブルな練習場

札幌近郊の練習ゲレンデといえばココ!

ダイナスティスキーリゾートは、札幌市のお隣り北広島市にあるローカルゲレンデです。

週末は家族連れが多く、平日は近隣の学校のスキー授業でもよく利用されるようなアットホームな雰囲気です。

決して大きな山ではありませんが、侮るなかれ。実際に滑ってみると単純な初心者向けゲレンデではない事に気づいていただけると思います。

傾きのある硬いバーン、バンク、コブ斜面、林間など、短いコースの中にも様々な地形が凝縮していて、短時間でもコンパクトに楽しめるのが魅力です。

僕の自宅からは車で約15分。最も近いゲレンデということもあり、試したい道具があれば仕事前の短時間でも滑りに行きます。札幌市内の天気と大差がないので雪のコンディションを把握しやすい点も良い所。ナイターも21時まで営業しているので、平日の練習場としてお勧めです。

ダイナスティの遊び方|コース案内

ダイナスティ コースマップ
コースマップ

3基のリフトと合計5つのコースが配置され、小規模ながら練習には十分なスペックです。メインとなるペアリフト下には、ローカルキッズに人気のキッカーもあります。あちこちにある地形の起伏が点在しているので、それを利用してオーリーやグランドトリックの練習を。ゲレンデ中央を横切る段差はオーリーの練習ポイントです。

※ファミリーゲレンデのコース内であることを忘れずに、周囲の状況に合わせて滑走しましょう。

クセのある地形とコースを攻略しよう!

ダイナスティスキー場
第3ゲレンデコース脇

ダイナスティは、一つ一つの基礎動作をしっかりと反復練習できるゲレンデです。

雪が降った日は第3ゲレンデに直行し、中斜面での脇パウ(コース脇のパウダー)を楽しみましょう。

東林間コースから第1ゲレンデに逃げるように伸びるコースの起伏は、かなり面白いです。ここでは、地形を使ったグランドやオーリーなど、リスクなくスリリングな遊びができます。

次は第1ゲレンデの北斜面。見逃しがちですが気持ちの良いワンターンスプレーが出来る場所です。そして最後は西林間コースに残ったパウダーで締め。

雪の無い日はゲレンデ中央か第3ゲレンデでひたすら大きくカービング練習です。滑らかな1枚バーンとは違い、起伏があるのでなかなかの難易度。アイシーな状況も多く、全く誤魔化しが利きません。

ちょっと不思議な林間コース

ダイナスティ 東側林間コース
東林間コース

ペアリフトを降りて東・西の両端には林間コースがあり、降雪があればパウダーも楽しめます。

ゲレンデに向かって最も左側が東側の林間コースです。東林間を進むと、なぜか一般道路の”止まれ”の標識が立っています。なぜコース内に道路標識が? その理由は、夏場はゴルフ場へ続く道路だから。ゴルフ場が閉鎖する冬季間、スキー場のコースとなる訳ですが、林間コース内の合流地点にもなっていますので、実際に一時停止して左右確認をしましょう。

ダイナスティ 西側林間コース
西林間コース

逆サイドとなる西側の林間コースは、ゲレンデから離れるように遠巻きに伸びています。

緩やかな迂回コースを滑り終わると、一気に拓けたオープンバーンが現れます。意外と知られていないのか、人気が無いのか、午後からでもパウダーが残っていることが多いです。初心者のパウダーライディングに良いコースだと思います。ちなみに、僕はここでノーズバターの練習をしています。

ウィークポイントも見方次第

ダイナスティ リフト
第2第リフト

ダイナスティのような短いコース、短いリフトというゲレンデでは、ビンディングの付け外しやリフトに乗る回数もおのずと多くなります。

実はこれも重要なポイントで、初心者の方はビンディングの付け外しの練習になります。「面倒だな」と思いがちですが、リフト周りでモタつかないことはカッコ良いスノーボーダーの条件です。よりスムーズでスマートな付け外しを目指しましょう。

また、駐車場からリフトまで坂道を登るのでちょっと大変に感じる方もいると思いますが、程良い準備運動になります。土日祝日の駐車場やリフトは家族連れや地元のキッズたちで混雑しますので、平日やナイターを狙うと良いでしょう。

ダイナスティ第1ゲレンデ
第1ゲレンデ

同郷・同年代のスノーボーダーと話していると、「初心者の頃はダイナスティのナイターでこっそり練習していた」という人は多いものですが、何故か”こっそり”というキーワードが付きまとい、カミングアウトの雰囲気が漂います。日頃コツコツ練習している人ほどあまり口に出さないものなのでしょうか。いずれにしても、スノーボードの技術向上や基礎トレーニングに最適なゲレンデであることは間違いありません。ダイナスティでみっちり練習すれば、どんなシチュエーションでも思い切り遊べるスキルが身に付きます。

設備と周辺情報

ダイナスティスキー場

天気の良い日は日本海が望める山頂には、スノークルージングゾーン。麓にはアクティビティーゾーンがあり、スキー・スノーボード以外の雪遊びもできます。センターハウスにはロッカーや更衣室、地元のお母さんたちが腕を振るう別棟のレストラン(メガ盛りあんかけ焼きそばが人気)、レンタルやスクールといった基本的な設備・サービスが揃っています。

週末はイベントも多く開催されているようなので、事前に公式アナウンスをチェックしましょう。

近隣には三井アウトレットパークやホームセンター、大型スーパーマーケット等の商業施設が立ち並び、帰り道に食事やショッピングも楽しめます。駐車場は無料です。

ダイナスティ センターハウス
休憩所。ロッカーもあります。
ダイナスティレストラン
素朴ながらコスパも味も良好。
ダイナスティ駐車場
平日は自衛隊も練習しています。

アクセスと料金について

ダイナスティ センターハウス

1日券2300円、1日券+ランチパックは2600から2800円。いずれも3000円でお釣りがくるというリーズナブルなゲレンデです。ナイター(16:00 – 21:00)は1200円、軽食付きで1400円というパックもお勧め(2018年2月現在の料金です)。

三井アウトレット北広島
ダイナスティから車で5分 三井アウトレットパーク北広島

札幌市中心部から40分、北広島ICから10分という立地の為、北広島市内や札幌市内の南東エリア、恵庭市からのユーザーが多いです。三井アウトレットパーク北広島前からはシャトルバスもあるようなので、公共交通機関を利用する方や、仲間との待ち合わせにも良いと思います。

COMMENT

メールアドレスは非公開です。

  1. 第2ゲレンデは現在使えますか?

    • 佐藤 さん
      記事の中に公式サイトへのリンクがありますので、公式サイトでご確認ください。

  2. 2020-2021シーズンは西林間コースがクローズしていますが、週末は大いに賑わっています。第一リフト側では、スノースケートを楽しむ人も見受けられました。札幌近郊で思い切りスノースケートが出来る「穴場」かも知れません。

BLOG CATEGORY記事カテゴリー