REVIEWバートンスノーボードファミリーツリー2020-2021センセイ

SENSEI|パウダーも圧雪もカービング!スピードに再注目したナローボード

BURTON 2020-2021 FAMILY TREE

クラシカルなナローボードが完全復活

2021シーズンのFAMILY TREEで一際目を引くモデルSENSEI(センセイ)は、トラディショナルなアウトラインに最新テクノロジーがミックスされたカービングボードです。MOJANEでは、全サイズフルラインナップ予定の激プッシュモデルとなっています。

SNSでは度々SENSEIに乗るダニー・デイビスくんの姿を見かけますが、このボードの仕掛け人はAK457のテクニカルディレクターとしても活躍するプロスノーボーダー、竹内正則氏。
パウダーでもカービングが出来るフリーライディングボードというテーマで開発された個性派モデルです。

BURTON SENSEI
SENSEI 92.000円+TAX

SENSEIは、ご覧の通り細さが特徴です。こういった細身のボードは”ナローボード”と呼ばれ、90年代に活躍したクレイグ・ケリーを彷彿させます。
アラフォー世代にとって感慨深いシェイプですが、10~20代の若者達の目には新しく映るかも知れません。
新作ボードからBURTONの歴史に触れられるのも、SENSEIの魅力ではないでしょうか。

SIZE(151.156.161.170)

速く、キレキレのターンへ

SENSEI 竹田礼のターン

SENSEIは、スノーボードの全てを網羅するスーパーボードではありません。あくまでカービングボードに分類されます。
これからカービングを習得したい、自分だけのカービングスタイルを見つけたいという人にとって、速く深いターンへと成長させてくれる”先生”となるはずです。

一方、ハードバーンを好むカービング上級者にとっては、降ってしまった日のグルーミングバーンを、リラックスして優雅に滑るボードです。

ナローボードが抱えるドラッグ問題

SENSEIでドラグした画像

SENSEIのウェストは156で24.5cm。161では24.7cm。ロッカーボードが台頭した2008年以降、ウェスト幅の太いボードが主流となっていたので、このスリムなウェスト幅は十数年振りです。

これだけ細いのですから、当然ドラッグ(踵やつま先が雪面に当たり引きずってしまう事)の心配があります。

ですが、それをウィークポイントとするならば、そもそもこのボードとは縁が無いようなもの。僕はブーツサイズ26.5 (US8.5)ですが、試乗でほとんどドラッグしませんでした。また、多少のドラッグはアングルを変えて、色々な遊び方を試す楽しみになると捉えています。

ただ、ブーツサイズが大きめの方は、アングルで解決できない場合があります。そんな方にBURTONは、BIG GULPを提案しています。

オールドスクールなボードシェイプ

BURTON SENSEIとX EST

これまでにもBURTONには、AURAやNU、SUPER MODELといった名作ナローボードが数多くありました。
近年だと、CHEATER やCLOUD SPLITERもこの類でしょうか。過去の類似モデルと同じく、SENSEIの細く長いアウトラインはスピードを意識したものと思われます。

BURTON JAPANによると、アウトラインは完全オリジナルですが、KELLY AIRのシェイプを参考にしているとのこと。AURA同様、速くて切れる板!と、太鼓判を押しています。

BURTON SENSEIに乗る諸橋正太

「フリーライディングを再考する」というテーマでボード作りを行うFAMILY TREEですが、SENSEIはフルキャンバーベースです。この手のフリーライディングボードには、必ずと言っていい程ノーズ・ロッカーが加えられますが、SENSEIにはボードコントロールの遊びを生むロッカーも、操作性を高めるテイパードもナシ。

それでもHOME TOWN HEROに似た動きやすさと、ターンを攻めたくなるエキサイティングな要素があり、ボード操作を上達させてくれます。ボードのハンドリングが上手な人ほど、SENSEIの機敏な動きに驚くと思います。

また、細いボードには浮力が無いというイメージがありますが、SENSEIは全長が長いのでパウダーでも心配はご無用です。ただ、新雪では潜らせるイメージが良いでしょう。SPEED DATEの様な「潜り込んで必要な時に浮いてくる」フィーリングです。

SENSEIのテールフレックス
テールフレックス:硬め
SENSEIのトーション
トーション:柔軟
SENSEIのノーズフレックス
ノーズフレックス:柔かめ

最新版ドラゴンフライコアがSENSEIの要

このボードの面白さの1つは、ドラゴンフライコアの反発力にあります。
ターン時には、ボードが姿勢をホールドしつつ、雪面から離れる瞬間にポン!っと反発する感覚がありました。

ウェストの細さのせいなのか、アウトラインのせいなのか、同じコアでも、CUSTOM-Xのドラゴンフライコアとはフィーリングが全く違い、素材とシェイプの相性が奥深いことを改めて感じました。

もしもスーパーフライ2コアだったら?それでは単なる昔風のボードが出来上がっていたのではないかと思います。

90年代には、今ほど優秀なコア材はありませんでした。もし、クレイグ・ケリーがドラゴンフライコアを搭載した現代版ナローボードに乗ったとしたら、どんな滑りを見せたのでしょうか。想像が膨らみます。

BURTON試乗会2021の様子

ユニークなネーミングの秘密…

「SENSEI」というモデル名は、当然日本語の「先生」のこと。変わった名前だな、と思った方も多いのではないでしょうか。そこで、どんな意味が込められているのかをBURTON JAPANに伺いました。

SENSEIという名前の由来は?

BURTON JAPAN「このボードを気に入ったダニー・デイビスが、自分のシグネイチャーに加えたい!とUSプロダクトスタッフに懇願したところ、『それはMASA(竹内政則プロ)のボードだからダメだよ』と断られ『なんだ、センセイ(竹内プロの事)のボードか…。』と言って諦めたそうです。そこでこのモデルは「SENSEI」と命名されました。

このエピソードから、ダニーくんにとって竹内プロの存在が特別である事が伺えます。

竹内プロはこれまでにも多くのBURTONボード開発に携わってきました。中でも、CON ARTISTは息の長いボードとなり、HOME TOWN HEROのDNAとなった事でも知られています。SENSEIが今後どの様なインパクトを残していくのか、今から楽しみです。

朝一の圧雪バーンが至福の時間に

SENSEIに乗るMOJANEテストライダー達

2019-2020シーズンの北海道は、前例がない程降雪が少なく、各ゲレンデのオープンが大幅に延期となる異例の事態で幕開けしました。

本来の北海道らしいパウダースノーにあり付けず、遊び方を見失ってしまったり、山から足が遠のいてしまったスノーボーダーも多く見受けられましたが、こんな時こそ、圧雪やアイスバーンでも、もちろんパウダーでも、その日の天候や雪のコンディションに合わせて臨機応変に楽しめるボードに目を向けてもらいたいと感じています。

フリーライディングに個性を持たせるSENSEIは、乱れがちな気象に万全で挑めるボードではないでしょうか。

BURTON SENSEI 試乗レビュー

北海道でのBURTONディーラー試乗会はここ数年、キロロスキー場で行われています。2020年1月。記録的雪不足の中、どんな試乗会になるのか不安がありましたが、運良く雪雲が到来し、様々なコンディションで新作ボードをテストすることが出来ました。

今年もテストライダーを務めてくれたのは、平山 雅一くん、竹田 礼くん、田中 岳宏さんの3名。事前情報の段階から、SENSEIに注目が集まっていました。

SENSEIに乗る竹田礼
竹田 礼 Rai Takeda

跳ねてツルツルで、ワクワク!

SENSEIは、全体的に遊びの面でバランスの良いボードで、遊びながらボードコントロールが身に付くボードだと思いました。

ウェスト細めのボード形状からは、どんなライディングが出来るのか想像しずらかったので、その分、乗った時のインパクトは大きかったです。

普段なら158cmのボードを選びますが(181cm/60kg)、試乗したのは161cm。それでも乗り味は5cmも短い156cm程度に感じました。

ボードが良く動き、操作し易く、程良くしなる”跳ね感”もあります。ウェストが細い事で、ボードコンロールも”ツルツル”と引っ掛かりが無く、特にターンや切替しの場面でスムーズに動きました。

とても楽しく動かしながら滑れるボードなので、ついウェスト幅を忘れてターンに夢中になってしまうのですが、エッジングが深いとすぐにドラッグして転倒…。僕自身、細身のボードの経験が少ないので、注意しながら滑りました。逆に言うと、ボードコントロールがシビアだからこそコントロールスキルが自然に身に付くのかなとも思えました。

ピステンでは、ウェスト幅によりターンが難しく感じたのですが、乗るうちにそれが面白味へと変化してワクワクさせられました。ボードを立ててエッジに深く体重をかけながら大きくターンしたい人にはお勧めできません。

パウダーコンディション(深さ10~20cm)では、パウダー内の中間層で潜水艦のように浮いている印象でした。パウダーの中を微妙な角度付けでターンすることで、ターンの奥深さを楽しく感じることが出来ました。グルーミングバーンと同様に、動かしやすさはそのままなので、気になったセクションでも軽快に遊びながら滑れます。

滑り始めると、遊びたい!という気持ちにエンジンをかけてくれる様なボードでした。上級者はもちろんですが、とても動かしやすいので、中級者でも問題なく楽しめるかと思います。2021シーズンのFAMILY TREEでSTRAIGHT CHUTERとの2トップとなる要チェックボードです!

竹田くんのSENSEI 161 採点

インパクト:10 フレックス:7 カービング:6 グラトリ:8 バンク:8 テクニカル:10 トーション:8 ジャンプ:10 スイッチ:6 パウダー:7 /10点満点

SENSEIに乗る竹田礼
竹田 礼 Rai Takeda

1986年生/181cm/58kg
レギュラースタンス
試乗ボード:SENSEI 161
試乗コース:朝里2B・余市1A
使用バイン:X EST(12,-9)
このモデルを一言で表すなら?「遊びの先生」

SENSEIでスプレーを上げる平山雅一
平山 雅一 Masaichi Hirayama

人、板、一体

156のレビューです。まるで自分の足の様に、板が身体の一部になる感覚がたまらなく、やみつきになる1本でした。

まず名前や見た目から受け取る第一印象に反して、程良いミドルフレックスでPOP感があり、とてもよく動き、跳ねるボードでした。ドラゴンフライコアの特徴がとても活きているボードだと感じます。

パウダーでは、テイパーが入っているボードのような「いかにも浮く!」という感じではありませんが、ある程度深くても問題なく入っていける浮力を備えています。そして、見た目通り、抜群のターン性能で、鋭いターンがしたくなるボードです。

しかし、ウェスト幅が細いので、足のサイズが大きい方やスタンスをあまり振っていない方が深いターンを行うには、少々気を配らなければないけません。

このボードは縦、横、上方向へ素早く鋭い動きにボードが機敏に反応してくれる、一体感を楽しめることが魅力ではないかと思います。

想像通り、キッカーやスイッチを得意とするボードではありませんが、跳ねて、動いて、キレる、縦、横、上方向のバランスがとても良いボードです。
大きなターンから細かいターン、込み入ったツリーラン、壁やバンク遊びも楽しく、シーンを選ばずに攻められるオールラウンドフリーライドボードだと感じました。

過去の類似モデルでは、SPEED DATE + BRANCH MANAGER ÷ 2 というイメージです。バインディングとの相性については、X ESTとのマッチアップはとても良かったです。もちろんファルコアも◎。

僕は156cmと161cmに試乗しましたが、実際の長さよりも2~3cmくらい短く感じられ、161だと前述したこのボードの良さが消えてしまったので、僕に近い体型(174cm/65kg) の方は、156に乗って欲しいと思います。

平山くんのSENSEI 156 採点

インパクト:9 フレックス:5 カービング:9 グラトリ:6 バンク:8 テクニカル:7 トーション:5 ジャンプ:4 スイッチ:2 パウダー:7 /10点満点

SENSEIに乗る平山雅一
平山 雅一 Masaichi Hirayama

1982年生/174㎝/65㎏
レギュラースタンス
試乗ボード:SENSEI 156,161
試乗コース:余市1A 朝里2A 
使用バイン:156 XEST 161 FALCOR(12,-12,56cm)
このモデルを一言で表すなら?「スポーツカー」

SENSEIでターンする諸橋正太
諸橋 正太 Shota Morohashi

最高のクルージング

本来ならば、パウダーボードとして紹介すべきなのでしょうが、僕はカービングボードとしてお勧めします。

細さで言うと、2018-2019シーズンのSPEED DATEの挑戦を思い出しますが、それとは全く別のスタイルです。

朝一のグルーミングバーンや斜度に緩急があるロングコースなら、正にSENSEIの出番です。ターンが良く切れ上がり、「簡単にターンできる」というBURTONボードの特徴が出ているので、カービング練習に最適。また、スピードコントロールがしやすく感じました。それは、緩斜面パウダーでも同様です。

ウェストが細いとドラッグするのでは?という疑問に関しては、僕のレベルでは気になりませんでした。ただ、30度を超える斜面で思い切りエッジをかけるのは怖いな、というのが正直なところです。

ノートラックパウダーならどんなボードでも良いボードに感じられてしまいますが、パウダーでの操作性が発揮されたのは、荒れたパウダーでした。
デコボコのパウダーを踏み潰して進むボードはこれまでにも多くありましたが、SENSEIはシュッシュと、かわす事ができます。

ウェスト幅の細さが活きて操作しやすく、沈むタイミングが無い!また、荒れた場所でも縦に切って行けるので、地形に煽られませんでした。普段なら退屈に感じるような斜面でも、タイトなツリーエリアがあれば、SENSEIがエキサイティングな場所に変えてくれます。ただ、トラバースは苦手です。

カービングを練習していると、熱が入り過ぎて煮詰まってしまう瞬間があります。SENSEIはそういった時に、新たな視点をくれるような気がします。
また、「ターンのキレってどういう感覚なの?」という段階にいるビギナーにとっては、キレを体感するきっかけになるボードとなるはずです。

合わせたいビンディングはGENESIS-X 、ルックス重視ならSTEP ON X。今回の試乗は161でしたが、170を選ぶつもりです。

諸橋のSENSEI 161 採点

インパクト:10 フレックス:7 カービング:10 グラトリ:5 テクニカル:5 トーション:7 スイッチ:3 パウダー:10 /10点満点

SENSEIに乗る諸橋正太
諸橋 正太 Shota Morohashi

1982年生/181cm/75kg
レギュラースタンス
試乗ボード:SENSEI 161
試乗コース:余市1A 朝里2A 
使用バイン:STEP ON
このモデルを一言で表すなら?「クラシック meets フューチャー」

SENSEIでカービングする田中岳宏
田中 岳宏 Takehiro Tanaka
田中さんのSENSEI 161 採点

インパクト:8 フレックス:7 カービング:10 グラトリ:8 バンク:7 テクニカル:8 トーション:6 ジャンプ:10 スイッチ:5 パウダー:6 /10点満点

SENSEI DETAILS

BURTON INFORMATION
BEND: Camber
SHAPE/FLEX: Directional, Directional
CORE: DragonFly 600G Core with Multizone EGD,Squeezebox
FIBERGLASS/BASE: 45° Carbon Highlights,Recycled Sintered WFO
EXTRAS: The Channel®, Super Sap® Epoxy, Pro-Tip, Infinite Ride
ARTIST: Ty Williams ty-williams.com
PERSONALITY: 5 – 8 (Medium – Aggressive)
TERRAIN: Park: 2, Groomers: 7, Powder: 9

COMMENT

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  1. 遅ればせながら、記事拝見しました!
    現在パウダーボードを探しており、最寄りのスポーツ店に在庫があったこともあり、記事を読む限り非常に興味が湧きました!

    私自身、普段はcostam-xキャンバーを使用しており、1本目は4年くらい、現在2本目2年目使用しております。
    ボード歴は10年以上です。
    ライディングスタイルは主にキッカー、カービングがメインです。最寄りのスキー場のツリーランは木々の間隔はどちらかというと狭いです。グラトリはたまにするくらいで、得意ではないです(笑)

    男ですが足のサイズは小さく、burton ritual レディースの24.5cmのブーツに、バインディングはレディースのburton escapade estを使用しております。
    身長体重は167cmの70kgです。(筋肉質のため重いです)

    senseiの156cmが魅力的なのではないかと考えております。ウエストの細さはブーツが小さいため気にならなそうですし。
    もっと他に自分にあったパウダーボードありそうでしょうか?

    • エンドウ さん
      CUSTOM-XもSENSEIも、どちらもとても良いボードです(SENSEIは、いつかMYSTERYシリーズで出てくれないかと期待しています)。
      ですが、もしも純粋なパウダーボードをお探しであれば、SENSEIは有力候補にはならないと思います。
      パウダーボードの中には、浮力があるボードと、浮力を抑えて自分で走らせるボードがありますが、SENSEIはどちらかというと後者です。
      滑る地域や環境と合わせて、どのタイプのパウダーボードがご自身のスタイルにフィットするか…、どうぞ楽しんで探してください。

  2. こんにちは、動画と記事を拝見させてもらいました!
    あの動画のように滑りたいと魅了されました。
    パウダー、ツリーランや、スピード出して綺麗なカービング、地形に合わせたジャンプなどをしたいと考えています。

    今はプロセスのフライングvに乗っているのですが、157センチでダブルキャンバーなので、スピードを出すと、板のバタつきが気になります。
    178センチ75キロ27センチなのですが、
    センセイならサイズはどれがよいですか?
    また他におすすめボードありますか?

    教えていただきたいです。よろしくお願いします!

    • コタロウさん
      ご覧いただきありがとうございます。
      SENSEIは、実際のところかなりピーキーなボードです。記事内の動画では、彼らの身体能力の高さも際立ちました。本国のトップライダーがSENSEIを気に入って乗り込んでいるのも、同様の理由があると考えます。ただ、どうしてもSENSEIに乗りたい!という場合は161に乗ってみて下さい。最初のシーズンは修行になると思いますが、乗り込むことを前提に目指すというのも当然アリです。

      他のボードをお勧めするなら、CUSTOM-X FV、もしくはCUSTOM-Xキャンバーです。現在プロセスFVに乗られているということで、そのままグレードアップする方向でチェックしてみてはいかがでしょうか。因みに、来季CUSTOM-Xも、例年通り自信を持ってお勧めできるボードです。只今CUSTOM-Xのレビュー記事を制作中ですが、ご興味があれば公開を今しばらくお待ちください。

  3. こんにちは。
    165センチ54キロの男ですが新しくカービングを練習したく、地形やパウダーでも遊べるような板を探しており、scooteのrdaylifeやhometown hero、sensei が候補です。そこで質問ですが、センセイを購入する場合サイズはどうすれば良いでしょうか教えて頂きたいですよろしくお願いします

    • 清水正彦 さん
      SENSEIは156が良いと思いますが、遊びの場面ではピーキーになりすぎるかもしれません。HOME TOWN HERO 152も視野にいれ、柔らかめの安定感(HOMETOWNHERO)と硬めのキレを(SENSEI)天秤にかけて検討しみてください。

  4. いつもブログ、動画ともに拝見させていただいてます。
    毎年、Family Treeラインを楽しみにしてるのですが、今年はSENSEIが物凄く気になります…!
    ただ未だに実物を見ていない状態ですが、、
    さて自分は、156が気になっているのですが、ドラグ問題が心配なところです。
    mojaneライダーの平山さんは、156に乗られたとのことですが、ブーツサイズはいくつだったのでしょうか?
    自分は、ブーツUS9.5で、スタンスは前足20前後、後足3前後で乗ることが多いです。ビンディングM、ブーツ9.5ドラグ問題はあまり心配ないでしょうか?
    また今年はSTEP ONもXが新登場したということで興味があります。SENSEIとSTEP ONの相性はどうでしょう

    札幌も寒くなり、また気温とともにコロナウイルスも猛威を奮っておりますが、お体には気をつけて頑張ってください。
    今後ともブログ、動画楽しみにしております。

    • ゆき さん
      いつもご覧いただきありがとうございます。

      ブーツサイズがUS9.5ですと、156では確実にドラグします。そもそもドラグを気にして乗るボードではないのですが、それにも限界がありますので、サイズアップをご検討された方が良いのではないか、というのが正直なところです。また、156では使用環境がかなり限られてしまう事も予想できます。

      レビュアーの平山くんは156を難なく乗りこなしていましたが、彼のブーツはDEELUXE25.5で、動きを重視した特殊な乗り方をしています(普通なら速攻逆エッジというような)。

      ちなみに、当店では男性は161~170、女性は151~156のサイジングをご提案しています。
      尚、STEP ON Xの相性に関して、来季FAMILY TRREのSENSEIとSTRAIGHT CHUTERはバッチリだと思っています!

  5. いつも楽しく拝見しております。
    MOJANEのようなショップが地元に有ればと
    日々身悶えする思いです。
    sensi170が猛烈に気になるのですが
    スペックがなかなか出てこずやきもきしています。
    2008年のスーパーモデル172に乗り続けており
    そろそろ限界も近いなというところなのです。
    継続モデルの少ないfamily treeなので
    スペック次第では何としても今季手に入れておかないと
    後悔してしまいそうで。
    ブーツサイズが10なのでウエスト幅が気になるところです。
    今後も情報楽しみにしています。
    大変な時期ですが頑張って下さい。

    • KZ 様
      コメントありがとうございます。そして、励ましのメッセージを頂き大変嬉しいです。

      さて、SENSEI 170のウェストは25.6cmと判明しましたが、スペックの詳細は未だ公表されていません。
      確かに、ブーツがUS10だとドラグ問題が気になるところですが、来期のREFLEXのディスクは大幅な変更があり、過去の3Dディスクの様にセンタリングに有益な「裏技」が存在するのではないかと予想しています(2008年にスーパーモデルをお選びの方なら、きっとお分かりになるかと思います)。
      因みに、US10ですとビンディングはMサイズで問題ありません。引き続きスペックの公表を待ちましょう!

  6. 動画とともにブログも拝読いたしました。
    先日チューニングをお願いしたOGASAKA CTも良い板ですが、リフト何周もするような乗り方だと重く感じることも多くなってきたので次のカービングボードとして気になりますねw
    今シーズン、切れの良いカービングの精度を上げるにはもってこいの先生かもしれないですね
    私の場合ならどのサイズをオススメしてくれますか?
    168/70 レギュラーダック12° -9°が今シーズンのメインスタンスでしたが、この板だと前振りして乗ってみたくなってます

    • マツカワ 様
      いつもMOJANEをご利用いただきありがとうございます。
      ボードの程よい重みだけでなく、キレや軽快さも求めるなら、SENSEIの素早いエッジ to エッジを体験して頂きたいと思います。また、長時間乗り込んでも疲れにくい要素があると感じています。マツカワ様であれば、161をお勧めします。ダッグスタンスでもハマるボードですが、まずは後ろ足に荷重し、力を抜いて、細かい事を考えずにターンしてみてください。
      僕は、初めてターンが出来た時の感動を思い出しました!

  7. いつも楽しみに拝見しております。
    アンドウと申します。
    2006年の2ndAURA168をいまだに愛用しており、2×のホールパターンですが、
    無理やりRe:Flexで利用しておりました。
    キャンバーも落ち、そろそろ寿命というところで、後継機を探していたところ、
    SENSEIは、ロングノーズ、スクエアテールのフルキャンバーのナローボードというまさに探してたスペックでしたので
    興味深くレビューを拝見させていただきました。

    さて当方が気になっているのは170なのですが、ウエストと有効エッジにつき教えていただけますか?
    今のAURAよりもハイスペックだとは思いますがLサイズのビンディングでのドラグを懸念しております。

    • アンドウ 様
      いつもご覧いただきありがとうございます。当店のお客様の中でも、AURAから乗り換えを検討している方は少なくありません。やはりAURAを知る方にとって気になるスペックなのでしょう!現時点で161までのスペックは公表されているのですが、170についての詳細はまだ届いておりません。僕自身注目しているサイズなので、確認ができ次第ブログに追記したいと思っています。もうしばらくお待ちください。
      因みに、161ではウェスト幅24.7cm、有効エッジが1227mmでしたので、170のウェストは25.6辺りが予想されます。オフシャルでは、170の推奨ビンディングサイズはM/Lと表記されるだろうと思いますが、実際Lサイズではみ出さないのは厳しいのではないか、と考えているところです。また、ブーツの種類も関係してきますので、サイズスペックの公表を待ちながら、注意深く確認していきましょう。

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