UNION BINDING 最新アップデートまとめ
2005年の設立以来、「最高のフィット感、パフォーマンス、耐久性を備えたバインディングを作ること。」を目標に改良を続けてきたUNION BINDING。
繊細な変更から大胆なリニューアルまで、毎年ほんとうによく思いつくものだなと、感心してしまいます。
ニューモデルNEOでは、トゥ側とヒール側で異なるブッシュを配置するなど、ビンディング初の試みも行われていて、期待大!
今回は、MOJANE取り扱いモデルを中心に 26−27シーズンのUNION注目ポイントをまとめます。
奥深い!UNIONのアンクルストラップコレクション

26-27シーズンのUNIONの目玉となるのはHYBRID ANCLE STRAPの新バージョン「3.0」です。
24-25シーズンに登場したHYBRID ANCLE STRAP(1.0/2.0)は、骨組み(EXOFLAME)とフォーム(FORMA)の2ピースで構成されたアンクルストラップです。
柔らかなフォームがブーツに沿って包み込むようにフィットし、外枠のフレームでしっかりとホールド。柔軟かつ捉えたパワーを逃さない、次世代アンクルストラップとして登場しました。
26-27は更に進化したバージョン3.0がFALCOR, ATLAS PRO, そしてニューモデルNEOに配備されます。初代1.0はミディアムグレードモデルに降りてきたので、そこで起きる変化も見逃せません。
【NEW】HYBLID 3.0 TPU CORE
低速域~高速域まで1.0と2.0の良いトコ取り⁉

テストライドでのイメージは、低速で扱いやすく高速でも頼れる。疲れにくさにも期待が持てました。
肉厚なEVA素材はムニムニッとした柔らかい感触ですが、TPU COREがしっかり支えてくれるので、レスポンスよく反応します。特に、高速域での安心感が際立ちました。
僕としては、NOW BINDINGの伝説のSIEVAストラップを好んでいた方にぜひ使ってみて欲しい! NEO, FALCOR, SOCUE THに搭載されます。
HYBRID2.0 TPU CORE
トップスピードで攻める上級者向けの硬さと強さ

1.0と同じ24-25シーズンに登場した2.0は、1.0よりもEXOFLAMEが硬く、広範囲になっています。
硬さがある分、荷重に耐える強さがあるので高速域が得意なストラップです。
26-27シーズンも継続してSOUCE、ATLAS PROといったハイレスポンスなアンクルストラップに装備されます。
HYBLID 1.0 TPU CORE
足首が自在に動かせる!ハイスピードにもツリーランにも◎

シリーズで最も柔らかく、足首の自由度を求める人、低姿勢をキープしたい人におすすめのストラップです。
内側の足首全体にぴったりとフィットし、繊細なボードコントロールに繋げます。
守備範囲が広く、まだまだ第一線で活躍する1.0。26-27シーズンは、ULTRAとFORCE TEAMに装備されます。
FORMA HYBRID MEMORY CORE(FORMA X)
パーク、クルージング、スプリングライドに最適

ホールド性と自由度が両立した柔らかいストラップです。HYBRID1.0-3.0と比較すると、パーク、パウダー、そしてザラメ雪が得意分野。
元々はFORMA-Xという名前でしたが、今シーズンのカタログではMEMORY-COREに名称が変更されていました。滑れば滑るほど、ブーツの形とフィットしていく、というイメージでしょうか。26-27はSTRATAに装備されます。
MOJANEピックアップモデル

アンクルストラップの種類と特徴をふまえて、各モデルをチェックしていきましょう。MOJANEのセレクトは以下の6モデルです。
MINI DISK モデル
UNION独自のディスクシステムMINI DISKは、一般的なディスクよりも小さく設計し、その周囲を柔らかなブッシュで囲むことで、ボードのしなりを最大限に引き出します。
低速域でオールラウンドに楽しみたい人、ビギナー層にもメリットがあります。
ただし、FALCORだけは例外!MINI DISKでもBIG DISK並のレスポンスとパワーがあるので、滑りのレベルを上げていきたい方に向けたモデルとなります。
【NEW】NEO

UNIONのニューモデルです。FALCORとULTRAの間を埋めてきた、フリーライド・ビンディングと位置付けられるでしょう。
全体的には柔らかい作りになっています。アンクルストラップはパワープレイでも耐えられる肉厚なHYBRID 3.0を装備。つま先側のベースブッシュとよく連動している印象です。
かかと側のブッシュは柔らかく、ヒールサイドターン時のターンの振動を吸収してくれるので、滑らかなターンが印象的でした。
オールシーズン、オールラウンドなボードでフリーライディングメインで使う方におすすめ。また、振動が少ないので疲れにくいビンディングです。長時間滑りたい人はぜひ候補にしてください。
詳細は今後のブログでじっくりとご紹介します。
FALCOR

アンクルストラップがHYBRID3.0になったこと以外に変更点はありませんが、すでに完成されているビンディングなので、このバージョンアップが大きな変化を生みます。
HYBLID1.0(25-26までのFALCORE)では足首がよく曲がり、繊細なコントロールが可能でした。26-27、HYBLID3.0を取り入れたFALCORは、よりダイナミックなフィールドとスピード領域へとテリトリーを広げています。
MINI DISKの中では唯一のハイレスポンス仕様で、小さな力で大きなパワーを生む能力があります。自分の滑りをプッシュしたい人やダッグスタンスに最適です。
24-25以前の硬めのEXOFLAME 5.0アンクルが付いていた時代と比較すると、FALCORらしいレスポンス性能に加え、足首へのプレッシャー圧が均一になり低い姿勢が取りやすくなりました。
STRATA

25-26シーズンからの目立った変化はありませんが、アンクルストラップFORMA HYBRID MEMORY COREにメモリーフォームが組み込まれている、との記載があり、地道なアップデートが垣間見られます。
これがどのように影響するのかは現時点ではわかりませんが、元々パークライド設計のビンディングだという事を考えると、逆手にとればパウダーライディングでも、春のシャバ雪でも良い動きをしてくれること必至でしょう。
FALCORのようなハイレスポンシブではないけれど、低中速域ではとてもコントロールしやすく、そしてブッシュも柔らかいので、全体的に優しい作りです。
MOJANEではツインチップやパウダーボードにおすすめしています。スノーボード3年目(社会人)からのバイン選びに是非取り入れて欲しいモデルです。
BIG DISKモデル
多くのブランドが採用している一般的なサイズのディスクがBIG DISKです。
大きめのディスクにやや固めのベースプレートは、ボードを踏み込みやすくし、また、パワーを最大化させてボードへ伝えます。
スピード感を楽しみたい方、脚力のある方にフィットするディスクです。ボードはやや固めが好相性です。
FORCE TEAM

チームライダーの声を反映してFORCEのストラップを変更したモデルがFORCE TEAMです。26-27はHYBRID1.0アンクルストラップにより操作感と安定感を掛け合わせた上質な乗り心地になると期待しています。
ビンディングフレックス自体はやや硬めですが、ベースプレートの中にブッシュが組み込まれていて、ボードが折れるようなプレッシャーはかからないように設計されています。スピードで安定感を得るのに適したモデルです。
これから本格的に自分のスノーボードを追求していこうとしている初中級者、ガンガン使い倒したい若者におすすめです。
ちなみに、FORCEはアンクルストラップが硬く、足首の自由度に制限がありますが、固定したい派の人にとってはメリットがあるモデルです。
ATLAS PRO

UNIONのラインナップで最も硬く、スピードに強いモデルです。HYBRID2.0を搭載し、FORCE,ATLASよりもハイレスポンスとなります。
そのため、乗り手には足腰のフィジカルパワーが求められ、誰もが使いこなせるビンディングではありませんが、高速域でのパワフルなライディングをガッチリ受け止めてくれます。
MOJANEではNEVER SUMMERのULTRAやECLIPSE, SCOTTER XX、CAPITA MEGA DEATHとのセットアップに。特にPROTO ULTRAとのコンビネーションは無敵の予感…!
ストラップレスモデル
ATLAS STEP ON / ATLAS PRO STEP ON

25-26シーズンにATRASからスタートしたUNIONのSTEP ON。26-27はニューモデルとしてATLAS PRO STEP ONが登場します。
ATLAS PRO STEP ONは強めのフォワードリーンが特徴で、現状ではダッグスタンスでカービングしたい人向けと想像しています。(とてもニッチなニーズですが、用途がハマるステップオンユーザーは迷わずGO!)
ただ、フォーワードスタンスが取りにくい / ずっとしゃがんだ状態がキープされてしまう懸念があるので、その点はチェックが必要です。
フォワードリーンパーツが用意されていれば、広く楽しめるものになったのではないかと思います。
※すでにATLAS STEP ONをお持ちの方で、前振りセッティングをしたい人に向けた裏技的な使い方として、前足をATLAS PRO STEP ON・後ろ足をATLAS PRO STEP ONにすると姿勢が取りやすく抜群のカービング性能が生み出せると思います。
モロのつぶやき

スノーボードビンディング世界シェアNo.2を誇るUNION。25-26シーズンからは自社工場でのブーツ作りを本格化し、ブランドとして着々と成長を遂げています。
ヨーロッパのリゾートではAIを駆使したUNIONのテストセンターも開設されたとか。これが今後の開発に生かされることも楽しみです。
UNIONは、滑走中にビンディングとボードが一体となる感覚、ボードのフィーリングを自然に感じ取ることを大切にしているブランドだと思います。
イージーエントリービンディングSTEP ONをラインナップに取り入れながらも、多彩なライドフィールを生み出せるストラップビンディングにフォーカスし続け、毎年新たなフィットと感触を提供してくれます。
スノーボードのビンディングは、ボードの種類や乗り方によってかなり乗り心地が変わります。UNIONは用途に対してのモデル分けが明確で選びやすいブランドではありますが、ビギナーの皆さんは過去記事:はじめてのビンディング選び①~③を参考に、マッチングを意識してご検討いただけたらと思います。
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