NYのバイブスを詰め込んだ
手作りのスノーボードミトン
90年代の空気を取り入れたシルエットが人気のスノーボードウェアブランド、OWNER OPERATOR。
クラシックなスタイルは世代を超えてファンが多く、小物やアパレルにも注目が集まります。そんなOWNER OPERATORの隠れた逸品が、日本で縫い上げられた2種類のミトンです。
レザーとボアを使用したこのミトンなら、厳冬期の大規模リゾートでも指先までぬくぬく。絶妙なボリューム感で、ウェアコーディネートがグッドバランスにまとまります。
代理人が縫製を学び実現した超ディープなアイテム

ニューヨークで生まれたOWNER OPERATORが日本での展開をスタートしたのは2023年。
NYから届くパターンを用いて国内工場で縫い上げる、2ヵ国間プロジェクトとして運営されています。
なかでもミトンは、日本で代理人を務める辻村さんが単身NYのファクトリーへ赴き、デザイナーのPETE氏とSTEVEN氏から直接作り方を教わったのだそうで、東京都武蔵野市のBUSSEL EMPHATIC STYLEでは、ご本人がひとつひとつ縫製を行っているというのだから驚きです。
ロングとショート、2種類のミトン
OWNER OPERATORのアウターウェアは最低限の機能と90’sスタイルが特徴ですが、ミトンは密度の高いボアフリースを使った極寒仕様です。
外気温がプラスなら少し暑すぎるかもしれませんが、指先から手首まで暖かくアウターウェアの機能を補助してくれるアイテムでもあります。
特にSUMMIT MITTENはロングカフにもなるので、ハイシーズンは心強い!OWNER OPERATORファンじゃなくとも、「とにかく寒いのは勘弁!」という方にもおすすめしたいグローブなのです。
26-27のアップデートとしては、内側のボアフリースの起毛の山が小さくなり、肌触りが柔らかくなりました。それにより、全体の柔軟性もアップしたので、手の平を開いたり閉じたりする動作(んぱんぱ)がしやすくなりました。
CLASSIC MITTEN(ショートカフ)

牛革・ドローコード付
SUMMIT MITTEN(ロングカフ)

鹿革/ドローコード・リーシュコード・パスホルダー付
マテリアル
BRETHERTECブリザテック
3Layer / 耐水圧 11000 mm / 透湿度 8500g/m²/24h
ブリザテックは東レコーテック株式会社のオリジナルファブリック。OWNER OPERATOR JAPANの標準素材です。
【NEW!】MU-TECHムーテック
3Layer ピーチスキン / 耐水圧 20000mm / 透湿度 8500g/m²/24h
高い耐水性が特徴のムーテックは、明治創業村田長株式会社オリジナルのファブリック。OWNER OPERATOR JAPANが使用するムーテックはピーチスキン加工がされ、桃の表面の様なうっすらした起毛が水分を弾く柔らかな生地です。
インナーが乾かしやすくて便利!

OWNER OPERATORのミトンを実際に使用してみて「いいな!」と思ったのが、乾かしやすさです。
ボアフリースのインナーを指先でつまんで引き抜くと、グローブ内部が簡単に乾かせます。また、本体とインナーが縫い繋がったままなので、インナーを紛失する心配もありません。
ロッジやレストランスペースで少しまとまった休憩を取る時は、室内が乾燥している事が多いので、すぐに乾いてくれます。
湿ったままのグローブを使うと手先が冷えてしまうので、グッドポイントです。
戻す時のコツは、画像のように指先部分を予め少し内側に折り込んでから手を差し込むようにアウター側に戻しながら装着すること。何度か使うとササっと出来るようになります。
レザー部分のお手入れ
SUMMIT MITTENは鹿革、CLASSIC MITTENは牛革製です。
鹿革は元々油分を多く含むため水に強く、柔らかい特徴があります。一方、牛革は耐久性が高く、使う毎に徐々に馴染んでいく印象です。
スノーボーディングでは、雪面と接触するグローブの手の平側にダメージが生じやすいと思います。
その緩和のためにもレザー部分には革用のクリームを塗り込んでメンテナンスするとよいでしょう。(レザー専用のクリームが無ければニベアクリームなどでも代用できます)
ただ、カラーが”SUN”の鹿革では色むらが出来てしまうこともあるので、気になる方はレザー専用のクリームで慎重にお手入れしてください。
僕はニックワックスのウォータープルーフクリームを使い、たまにお手入れをしています。レザーの風合いが変化していく過程も楽しいグローブです。
アウターウェアや小物とのコーディネートを楽しもう

ウェアやミトンの他、キャップ、ビーニー、ベストにポーチ。OWNER OPERATORは毎シーズン少しずつアイテムを増やしています。
ワンブランドで揃えるフルコーデはもちろん、小物を取り入れてミックススタイルを出してみるのも楽しいと思います。

モロのつぶやき

OWNER OPERATORはアウターウェアブランドとしては少し変わったプロモーションをしています。それは、グローブだけのライダーサポートを行っていること。これが僕には刺さりました。
例えば平岡 卓プロ。彼はアウターウェアブランド「CALM」を立ち上げていますが、グローブはOWNER OPERATORです。
たしかに、OWNER OPERATORのグローブの暖かさや使い勝手がライダー好みなのはよく理解できます。
スノーボードに関連するアイテムを作るブランドは数多くありますが、ブランドの規模が大きくなるほどこのような細かなサポート契約は実現しにくいものです。
ポピュラーなアウトドアブランドのウェアだけでは出せない「スノーボーダーのエッセンス」を取り入れたい…という方にもぜひチェックしていただきたいアイテムです。











