REVIEWスノーボードノルウェーフィエルスノーボードブランド

Fjell Snowboards|ノルウェー発、混じりっけ無しのピュア スノーボード

Fjell Snowboards MT1542 / MT1230 解説とレビュー

Fjell Snowboardsで”ホンモノ”の感動を

ウィンタースポーツ先進国、北欧ノルウェーで生まれたFjell Snowboards(フィエル スノーボード)は、MOJANEが最も注目しているスノーボードブランドの一つです。

Fjellのボードから伝わってくるのは「上質な素材と妥協のない物作りの姿勢」です。この潔癖なまでに削ぎ落とされたルックスを見れば、Fjellの洗練されたスタイルを感じて頂けるかと思います。

Fjellを立ち上げたKjetil(シェティル)とKristina(クリスティーナ)、2人の美学は、天然素材を贅沢に使用したアパレルやグッズにも表れ、ノルウェーの老舗ウールメーカーRoros Tweedや、香川県のレザーグローブブランドhandson gripなど、信頼あるブランドとのコラボレーションでもそのラインナップを増やしています。

乗れば分かる天然素材の心地良さ

fjell snowboards MT1542
MT1542¥108.000+TAX
fjell snowboards MT1230
MT1230¥95.500+TAX
fjell snowboards
COLOR WHT/NVY

Fjellのスノーボードラインナップは、MT1542とMT1230の2モデル。それぞれにスプリットタイプがあり、いずれもトップシート(ホワイト/ネイビー)とソール(ホワイト/ブラック)のカラーが選べます。

ホワイトのトップシートは、コアがうっすらと透けて見えるのがなんともお洒落。シーズン毎のモデルチェンジは一切行わず、完成されたモデルのみをリリースするという方針です。

MT1542とMT1230、どちらも驚くほど軽く、動き、跳ねて、かつ無理のない乗り心地。誰もが肩ひじを張らずに「楽しい!」と感じられるスノーボードです。

その秘密の一つは、フルレングスポプラウッドコア。昨今のスノーボードには珍しい構造です。他メーカーが競うように注力しているボードの作り込み(カーボンや木口部分の素材・配列・組み合わせ等)を一切行なわず、良質な木材で仕上げています。また、強度を高めるファイバーグラスも最低限のBIAX(バイアックス)です。それでは、各モデルを詳しくご紹介しましょう。

Fjellの代表格 MT1542

fjell snowboards MT1542

MT1542は、ノルウェーのオープンバーンの為に生まれた、ビッグマウンテン仕様のディレクショナルボードです。

アウトラインはやや大きめで、160ワンサイズなのですが、身長170cm以上なら問題なくボードをさばく事ができます。大きなボード=大柄な人用、パワーライディングやビックマウンテン専用、といったこれまでの常識を大きく覆す乗り心地です。

見た目はいかにも”THE POW BOARD”ですが、オープンバーンを直進的に進むだけではありません。ゲレンデを縦横無尽に遊びまわる事ができる、正にMOJANEが待ち望んでいたフリースタイルボードです。

fjell MT1542ノーズフレックス
fjell MT1542ボード中央のフレックス
fjell MT1542テールフレックス

ベンドはCAMROCK(足元はキャンバー、両足からノーズとテールに向けてロッカー)です。キャンバーの位置はビス穴のスタンス幅に合わせてあるので、セットバックで設定されています。ノーズロッカーは滑らかに伸び上がり、テールロッカーは平面的に折れ上がった後、更にアールを描くように持ち上がる2段階のロッカーで構成されています。

Fjell公式サイトMT1542解説の翻訳

fjell MT1542に乗る諸橋正太

MT1542の大きなノーズとテーパーされたシェイプ、ハイブリッドキャンバー(Camrock)は強い安定感を生みます。ターンでは、ボードサイズに見合わないクイックなレスポンスと信じられないフローを提供。全体のバランスよりも絞られたテールがパウダーでの浮力を生み、ディレクショナルノーズロッカーはどんな時もライダーがボードの中心に居られるようにします。フルポプラウッドコアによりボードはより軽量に。ライトフィールな乗り心地でありながら、ハイスピードに強いことも特徴です。シンタードフォーミュラベースは速く、頑丈で、いかなる起伏やコンディションにも左右されません。このボードは全てのフリーライダーの為に作られています。それは、バックカントリーでも活躍する事を意味します。

Big nose, tapered shape, as well as the hybrid rocker camber, makes MT 1542 a very stable board to ride. It´s quick respons in every turn provides an unbelievable flow. The slightly narrower tail makes the board float very well in powder and, – combined with a directional s rocker shape, makes the rider´s balance point centered to the boards´shape. Full poplar wood core makes the board light, easy to ride and very stable at high speeds. The sintered base is fast and robust against rough terrain in all snow conditions. The board is built for freeriders, but it can also be defined as an all mountain board that thrives outside the slopes.

MT1542レビュー

fjell MT1542に乗る諸橋正太

「ダイナミックに遊べるボード」

一見するだけでは”体格が良くパワーのある外国人向き”という印象でしたが、実際に乗ってみると大違い。181cm/75kgの僕が乗ってもライトでポップなフィーリングです。高速時もバタつきませんでした。

長く伸びたノーズロッカーが深雪で抜群の浮力を生み、ボード上のバランス感も、圧雪エリアでの感覚と大差なし。一般に、長くロッカー形状のボードであれば同様の効果が感じられますが、MT1542はどんなシチュエーションでも自然なセンターポジションを取る事が出来ます。ターンでは、ボードを倒すと同時にノーズロッカーがボードの行先を設定してくれるので、切り替えがスムーズです。

また、2段階のテールロッカーにより、驚くほどの小回り性能を備えています。例えば、キロロのE1から麓まで続く未圧雪エリア。後半はトラバースエリアとなり、多くの木々が立ちはだかります。踏まれてコースになってはいますが、木を避ける為にえぐられていることが多く、初心者にはあまりお勧めできない場所です。

MT1542は大柄にもかかわらず、フリースタイルボードのような身軽さでこのエリアを楽々と通過してしまいます。夕張マウントレースイのスリリングラインも余裕の攻略。長さはあるのに、シチュエーションに広く対応できるボードです。ウェストが太い分、重い切り返しになるはずですが、ロッカーが方向付けてくれるので、小回りやターンも楽に感じます。

小規模ゲレンデと圧雪での滑走性

fjell MT1542に乗る諸橋正太|ダイナスティ

意外にも小回りが得意なボードだという事が分かったので、地元のスモールゲレンデでも試してみました。

ここでもハイブリッドキャンバーの良い部分、操作性の面白さを確かめることが出来ました。短いコースを2~3ターンで降りきってしまうのではなく、ノーズロッカーを使ったグランドトリックを取り入れながらライディング。起伏がある場所ではテールタップ、かなり自由が効くボードです。

逆に、ハイスピードでのロングターンは、ロッカーがターンを楽にさせてしまうので、粘るような反発力は得られません。BURTON SKIP JACK156の方が4cmも短いのですが、ターンには粘りがあります。キャンバーとロッカーでは、ターンの質が変わるので、ボードに何を求めるのかという見極めが必要です。

粘りはありませんが、ハイスピードでもクイックなターンレスポンスがあるので、ゲレンデで360°オーリーで仕掛けられるスノーボーダーや、大きな山でスピードや動きを止めずに自然の地形に当て込みたい、と考えているスノーボーダーには、うってつけのボードだと言えます。

サイドカーブと速さの関係

MT1542のサイドカーブチェック

昨シーズンFjell MT1542に乗ったユーザーから「バックカントリーエリアでの滑り出しが速い」という話がありました。初速が良いという事は、ボードに余計な凹凸(引っ掛かり)がない、ということです。また、僕は「パウダーでスピードが落ちない」という感想を持っていました。

ボード中心から後半にかけてのサイドカーブは、ターン性能を持たせる為に多くのフリースタイルボードに取り入れられています。代表的なのはBURTON CUSTOM。均一にサイドカーブが描かれています。また、NOVEMBERでは1つのボードに3つサイドカーブを組み込んだりと、ブランドの工夫が見られるポイントです。

MT1542のシェイプを見てみると、真ん中の括れからテールにかけて、ストレートラインになっています。カーブの無い直線的なシェイプです。速さの秘密は、このサイドカーブあるかもしれません。

因みに、サーフボードでは直線的なアウトラインのシェイプはスピードが出る、という事がわかっています。例えば、ハワイで生まれたサーフボードの原型「アライア」は真っ直ぐな木の板でした。復刻したアライアに乗る現代のプロサーファー達も、映像作品の中でその速さについて語っています。

INTERVIEWFJELL SNOWBOARDS

fjell snowboards MT1542

moro : MT1542のサイドカット半径を教えていただけますか?
_Could you tell me about sidecarve radius?

fjell : サイドカット半径は9.5m、これはMT1542もMT1230も同じです。我々はこのサイドカットをプログレッシブ・サイドカットと呼んでます。深い雪での大きなターンで安定し、コース内でも同様に活躍してくれるでしょう。
_Sidecut radius are 9,5m on the Mt 1542 and the Mt 1542s. We call this is Progressive sidecut. This function Allows stability and big turns in deep powder as well as at slopes.

moro : 半径9.5m?信じられません。初めてそんなサイドカットのボードに乗りましたが、ターンが長いとは全く感じませんし、むしろクイックです。ホームページの説明文にも納得しました。
_Is this 9.5?? It’s doesn’t feel like 9.5m. I really surprised sidecut. its my first time ride board has 9.5m. These boards make me feel such a not big board, you know? I agree this boards looks like big MT boards but, really playful, small and tight area is OK, and you say “It´s quick respons in every turn provides an unbelievable flow.” on web site. Totally I understand it.

fjell : そうですね、フィーリングは長いけれど、S-ROCKERやウェスト、スタンスのバランスを整えています。例えば、サーフボードを作る時も、一定のボリュームを出す時にレングスを短くしたり、または長さを出す代わりにボリュームを削るといった調整をしますよね?このボードは安定感があるのだけれども、短く設定することができたのです。かなり長いボードと同じライディングクオリティーを保ちますが、簡単に、素早く曲がってくれます。
_That´s right it has the riding feeling of a much longer board. It´s because of the s-rocker shape, the width, sidecut and the stance position. Like a surf board with much volume which can be shorter than others with less volume if you understand the comparison. What I mean is that with this type of shape you can go down on the length compared to other shapes and it has the same riding qualities as a board which is considerably longer, but manage to turn quickly with ease. It works as a stabile and trusty board backcountry but the shape and sidecut works very good for carving and playfull riding in the slopes and harder condition as well. It also has the snap for ollies, buttering and just cruising and the good feel of riding.

moro : このボードは出だしがとても早く、パウダーでスピードが落ちません。なにか特徴があるのですか?サイドカーブがボードウェストからまっすぐの様に見えます。
_I felt this board doesn’t stop and feel fast in deep pow and good getting off to ride first. Do you have any fanction about it?? It is seem to be no side cut bottom area, looks like straight line.

fjell : 大きなノーズ、ディレクショナルのS-ROCKER、テイパーされたテール、それらの要素が重なって大きな浮力が生まれます。その浮力がボードを安定させ、スピードに繋がると考えています。ノーズの先端のフラットな作りも、安定感とスピードに一役買っています。S-ROCKERシェイプは、深雪を滑る際、足元のCAMBERにプレッシャーを加えた時に反り上がり、浮力とスピードを生みます。また、ポプラウッドコアは軽量な上、頑丈です。ポップだけど、プレッシャーに煽られない直進性があります。プログレッシブサイドカットは大きく、そして力強いターンを約束します。テイパーで作られたテールがサイドカットを直進的に感じさせ、ターンのフィーリングは大きなサイドカット半径が出す答えです。また、シンタード・フォーミュラベースはいかなるコンディションでも効果的です。もちろん、正しい温度帯のワックスを使用すれば、更に良いですね。
_The directional s rocker shape of the board combined with big nose, tapered tail and high level of components makes it float very well, stabile and fast in deep powder. Big nose with flat tip makes it float in powder and aslo stabile in speed and keeps the nose above the powder. S rocker shape makes the nose and tail rise when pressured with the weight of the rider and makes the camber almost straight between nose and tail raise, and provide float and speed. The tip to tip popplar wood gives the board stifness and torsion stiffness. It´s also very light weight for easy float. Progressive sidecut allows big and staible turns in powder. it´s tapered shape on the tail gives a more straight line of the radius and the turns feels like going the whole way trough the sidcut if you understand. Like a long sidecut radius or straight line as you say. In addition to the wood core flex/stiffness during the whole length it provides a stability and pop/flex. The sintered formula base makes the board fast in every conditions (off course combined with right tempreature wax.) and gives the boards the most speed as possible.

moro : ウッドコアは生産国によっても違いがあると思いますか?Fjellのボードはとても軽いのですが、ファイバーグラスやカーボンが一切ないのに安定感が抜群です。_Do you think that the wood core is different depending on the country produced?” I felt light and pop. but very stable.

fjell : ウッドコアはヨーロッパで育てられた立派な素材です。ボードの材料となる前に、しっかりとケアされ、良い条件下で育て上げられています。良質なウッドコアは、スノーボードに重要です。正しいフレックス、ポップ感、安定、そしてなによりスノーボーディングに必要な経験値が詰まっています。私たちが使用しているウッドは軽量で、剛性もあります。ですから安定したライディングに繋がります。
_The wood core is european grown popplar wood. Grown for it´s purpose in great conditons. The popplar wood core is very well treated before it´s used for the boards. It has to be perfect dreid and ready before it´s used and handled with care. The wood core of boards are extremly important for right flex, pop, stability etc and the experience of riding. The one we are using are light weight with good stiffness and pop and aslo makes the boards stabile.

新感覚ツインチップMT1230

MT1230は、ツインチップのフリースタイルボード。153,159の2サイズです。このサイズレンジはやはり海外規格では?といった印象がありますが、153はMOJANEユーザーを大いに楽しませています。

トゥルーツインチップのCAMROCK(足元はキャンバー、両足からノーズ、テールにかけてロッカー)です。

fjell snowboards MT1230

ハイブリッドキャンバー(CAM ROCK)は様々なブランドからリリースされていますが、ブランドやモデル毎に違いがあります。直線的なロッカー、曲線的なロッカー、直線と曲線が入り混じるボードもあります(もちろんエッジチューニングである程度雰囲気を変えることは出来ます)。

ロッカーの特徴が最も現れる動きは、オーリーです。オーリーは、基本的にテールの面で捉えます(超エキスパートは点らしい…)。キャンバーはボードが元の状態に戻ろうとする力=反発力が大きいのでタイミングを掴むのが難しく、硬いボードであれば難易度は更に高くなります。ハイブリッドキャンバーは、ボードをしならせる力が少なく、荷重ポイントを発見しやすいというメリットがあります。

MT1230のポップ感は、このロッカーのバランスによるものだと思います。

MT1230レビュー

fjell snowboards MT1230に乗る諸橋正太|朝里川

ポップで楽しいフリースタイルボード

181cm/75kg、スタンス幅は56cmにセット、前足21°後足3°のセッティングで乗りました。普段はもっとメインスタンスに角度を振りますが、今回はスイッチで遊ぶ為のセッティングです。

ここ数年ツインチップボードに乗る機会が無かったのですが、MT1230は驚くほど踏みやすく、反発があり、カービングバランスに優れています。僕の感覚ではMT1542よりもボードコアがしっかりしている様に感じましたが、どちらも全く同じ素材で、同じバイアックスファイバーグラスでした。強度やしなり、ポップ感はとても良い感触で、自然な乗り心地のフリースタイルボードを探している人にお勧めです。フルキャンバーのツインに抵抗がある人も、踏みやすいハイブリッドキャンバーなので楽しめると思います。

高級志向なフリースタイラーは是非このMT1230ツインに乗り、サイドカントリーでスタイリッシュな180°を披露して欲しいです。

余談ですが、ノルウェー出身のJP SOLBERG君と、彼が乗るYES NOW BOARD、YESが開発したCAMROCK、というリンクで、YESクルーをサポートしているNOW BINDINGとのセットアップをお勧めしたいです。

MT1230ユーザーの木村さんと諸橋

昨シーズン、さっそくMT1230を手にしたユーザーにも感想を聞いてみました。協力してくれたのは、90年代から数多くのボードに乗ってきた木村さん。スノーボードだけでなくロードバイクのキャリアも長く、素材の性質をよく知る研究熱心な方です。そんな木村さんに聞きたかったのは、コアについて。Fjellがプレーンのウッドコアをシンプルに使っているあたり、古き良き90年代のスノーボード作りの雰囲気を感じたからです。

「単純に昔を懐かしむボードではなく、とにかく軽くて跳ねるんです。」

MT1230ユーザー木村さん
MT1230について話す木村さん

kimura : フィエルのボードは見た目がシンプルで、現代のスノーボードブランドとしてはとても珍しいと思い興味を持ちました。ノルウェー生まれという点にも惹かれましたが、驚いたのはその乗り心地。過去にはBURTON CUSTOMを乗っていました。最も古いもので20年以上前になるでしょうか?フライング-VやCUSTOM-Xにも沢山乗ってきましたが、フィエルのボードは軽く、反発力があります。CUSTOM-X158に乗っているような感覚でターンが刻め、CUSTOM TWIN154のような遊び感覚。それがこの1本で乗れてしまうという、とても贅沢なボードです。少ない力でもボードが簡単に持ち上がり「こんなに高く飛んだっけ!?」と驚く程でした。パウダー用に選んだのですが、先シーズンは当たらなくて(苦笑)ヒラフのパークで初降ろしとなったのですが、そこでFjellの性能を知ることになりました。木で作ったT6(アルミハニカム構造のBURTON最上級クラスボード。ハイコストが理由で製造終了)という感覚でした。

この他にもMT1230ユーザーからは、「ボードが跳ねる」「体に優しく、楽しめる」「乗った事の無い感覚」というレビューが届いています。30代半ばの僕が知るスノーボードには、既にカーボンテックが導入されていましたので、木の特徴を感じられる自然なスノーボードに出会うのは確かに初めての体験です。

シンプルが新しいFjellのスノーボードライフ

fjelMT1542/MT1230 ホワイト

毎シーズン、各スノーボードメーカーからは多くのニューモデルがリリースされます。僕らユーザーは最新テクノロジーや今までにない乗り心地、グラフィックスに至るまで、いつも驚くような提案を期待して情報を追い求めています。

ですがその反面、目まぐるしさに疲れてしまい、本来のスノーボードの良さは一体何だったか?と立ち止まることもあります。

Fjell Snowboardsのオーナー、シェティルとクリスティーナは、早回しの時代に流されることなく明確なビジョンと確固たる信念を持っています。

「長く大切に使える上質なスノーボードアイテムを、本気で作る。」彼らとの出会いは僕にとって刺激的な出来事でした。シンプルであることがこれほどのインパクトになるなんて!

ライフスポーツとして、自然体のスノーボーディングがしたいならFjell Snowboardsを是非チェックしてください。キャリアを積んできた遊び心のあるスノーボーダーにとって、最高の乗り物になるはずです。また、このシンプルなビジュアルや、Fjellのコンセプトに共感して選んでいただいてもハズレることはありません。

ノルウェーと日本の平均身長を比較すると、男女共に10センチ近くの差があります。既存のサイズで、アジア圏のユーザーの全てをカバーできるとは言えません。より多くのスノーボーダーの為に、日本人に向けたサイズ展開をリクエストしています。

また、Fjellがつくる、上質なアパレルや小物のラインナップにも是非注目してください。

fjell × roros tweed
fjell × ロロスツイード¥8.400~36.000+TAX
fjell × handson grip
fjell × handson grip¥36.000+TAX
fjell cotton cap
fjell cotton cap¥6.800+TAX
FJELL SNOWBOARDS

ノルウェー語で「山」を意味するFjellは、ブランドオーナーKjetil(シェティル)とKristina(クリスティーナ)によって2015年に誕生しました。コアにはスノーボードやスキーの為に育てられたポプラの木を使用し、リサイクルスティールエッジをインストール。トップシートは自然に害のない染料を採用しています。 「削ぎ落とされたクリーンなデザイン、素材と品質を大切にしたハンドメイドによるモノづくり、そして、スノーボードと自然が調和すること。」環境問題や天然資源保護に配慮するサスティナビリティー精神を持つ北欧文化の中で育まれた彼らのコンセプトは、ハイテク化が加速する現在のスノーボードシーンとは一線を画するものです。その証拠に、Fjellのラインナップはシーズン毎のモデルチェンジを行うことなく、自然と一体になる乗り心地を追及しています。

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