独自色満開!MOJANE取り扱いブランドの
来季の傾向をいち早くチェック
かつてないほど暖かく雪が降らない1月から一転、2月は一部地域で記録的豪雪となり、北海道は異例づくしのシーズン真っ只中です。
降っては溶けてを繰り返している札幌近郊は、春まで雪が残ってくれるのか心配なゲレンデも…。今後はこうした気候の変化も想定して道具を選ばなければ、という声も多く耳にします。
でも、ご安心ください。25-26の新作情報を見渡すと、僕らが抱いている雪環境への不安に応えるかのように、各ブランドが活発な動きをみせています。
今回は、MOJANEで取り扱うブランドの中から25-26の注目ポイントをまとめます。さぁ、次のシーズンの計画を立て始めましょう!
NEVER SUMMER|ネバーサマー
過去モデルの型に収まらず、毎年驚きの乗り味を提供してくれるNEVERSUMMER。25-26シーズンも期待以上の進化です。
ニューモデルPROTO TYPE3を筆頭に、革命級の新技術Precision Stitched Carbon Matrixが組み込まれています。(詳しくは今後のレビュー記事をお待ちください!)
サイズとモデル展開にも嬉しい変化がありました。PROTOシリーズには日本人の体型にも合う152が追加されます。
24-25大好評だったNOKHUは継続、さらにNOKHUのレディース版と思えるモデルが登場!より多くの方とレビューを共有できるのが今から楽しみです。
MOJANEが特に注目しているのは、ツインモデルのLLAMA。サンタクルズのスクリーミング・ハンズを描いたジム・フィリップスの息子、ジンボ・フィリップスによるグラフィックスです!イイ!
BURTON
STEP ONブーツのフルモデルチェンジが来季最大のニュースです。
トリプルボアを搭載したX-PROシリーズの抜群のフィット感は、STEP ON ESTで最大値に達する予感…!STEP ONはUNIONとのタッグ元年でもあり、しばらくはSTEP ONに注目が集まりそうです。
また、一部のボードは、毎年変更されてきたグラフィックス(キャリーオーバーを除く)のスパンを延長し、1モデル2グラフィックスという新展開に。CUSTOMに関しては、デザインによって異なる工場で製造されることから、近年のBURTONが抱えていた遅延やショートといったボードの製造トラブルへの対策かもしれません。いずれにせよ、ユーザーのチョイスが増えることになり、面白い方法だと思います。
リゾートブランドへと舵を切り、邁進しているBURTON。僕らが待っているストラップバインのリニューアルはまだ先になりそうです。
FJELL
スノーボードのラインナップが一通り揃ったFJELL。ニューモデルの計画は常に行われているようですが、来季の目玉は待望のウェアです。
軍服やヒマラヤ探検隊のポーターが着用するウェアにも使用されているというVENTAIL/ヴェンタイルコットン(超密度で織り上げられた綿素材)を採用。タフな環境に耐える現場仕様でありながら、天然素材ならではの自然な風合いも楽しめるウェアになっています。
ヴェンタイルコットンを使用したスノーボードウェアは業界初!ゴアテックスの製造が環境面での問題を抱える中、ブランド設立時から環境対策を実践してきたFJELLらしいアプローチとも言えるでしょう。
また、FJELLカラー(白/ネイビー)だけでなく、ジャパンリミテッドカラーも作っていただきました!上質なテクスチャーと絶妙なカラーリングのちょっと大人なウェア。楽しみにしていてください。
SEASON
これまで恒常的なボードデザインをテーマにしてきたSEASONですが、来季は変化が多く起きました。
MOJANEで人気が高かったAEROが廃版となり(残念!)、ニューモデルLOLOが登場。フリースタイル/フリーライディングをバランスよくミックスしたモデルで、AEROに若干浮力アシストがついたイメージでしょうか。
フラッグシップモデルのNEXUSやFORMAは初のカラー変更が行われ、SEASONのポイントカラーが前面に打ち出されました。今後は毎年新色で発表される見通しです。
そして最大のニュースは、価格改定です。どのブランドも値上げが続く中で唯一、大幅な値下げとなり、お求めやすくカジュアルなブランドになりました。
MOJANEでは今後もブランドのバックグラウンドに共感してくれる若者におすすめしていきたいと思います。
LIBTECH

一貫したグラフィックスの世界観と個性的な乗り味が見事に融合するLIBTECH。
来季、大きな変更は目に留まりませんでしたが、これまでの流れを継続した安定のラインナップだと思います。
ファンの間での注目はやはりトラビスライスの20周年モデルでしょうか!?
CAPITA
全てのモデルにワイド版が追加され、様々な人種・世代にフィットする様になってきました。
リゾート、パーク、パウダー。そして各カテゴリーに大人にもハマるハイエンドモデルをしっかり配備。整理されたロードマップが、分かりやすさ・選びやすさに繋がっています(コレ大事)。
KAZU10周年モデルはファン必見!MOJANEでは引き続きMEGA DEATHをラインナップしていきます!
UNION
最大のトピックは、UNION初のブーツが発表されたこと!それも、DEELUXEとのタッグではなく、イタリアの靴工場を買い上げ完全オリジナルの工場を作ってしまったというのですから驚きです。
本流のビンディングにもUNIONの開発力が発揮されています。
FORGED CARBONが組まれたFCシリーズに代わるフリーライディングモデルTHE SOUCE FCとSOUCE PROは、2本のビスで固定する仕組みで超軽量を実現。THE SOUCE FCは540g(M / 片足)。軽量モデルとして名高いNOW DRIVE CXよりも90g減という凄まじいイノベーションで新たなフラッグシップモデルを打ち出しました。
定番モデルも充実しています。4シーズン目を迎えるULTRAは現FALCORのアンクルストラップへ変更。STRATAには往年のファンにはうれしいCONTACT PROのヴェポライト・ブッシングが再採用されます(ラバーブッシングよりも軽量になるはず!)。ボードの上に空気の層がある様な、あの使い心地が再び味わえるのが、今から楽しみです。
DEELUXE
ブランドを牽引してきたIDが20周年を迎え、記念モデルID Y-20 が国内200足限定で発売されます。
また、レディースモデルEMPIRE LALAの後釜とも思えるユニセックスモデルNOMAD(21cmからの展開)が登場。EMPIRE LALAでは少し硬すぎると感じていた多くの女性ライダーにおすすめです。昨シーズン注目株AERISも安心の継続!
長らくタッグを組んできたUNIONからのブーツの発表は、DEELUXEにとって脅威となるのでしょうか⁉ 良いライバル関係を築いて、今後もますます気合の入ったブーツづくりを見せてくれるのではないかと期待しています。
FIELD EARTH

一部店舗で先行発売されていたT3がいよいよ一般販売開始になります。FIELD EARTHでしかなしえない独特の形状…どんなライドフィールなのか、興味津々の方も多いはず!
過去に超限定でリリースされたT6をより軽く、洗練させたT3。ファンなら絶対に乗りたい1本ですが、予約が殺到すると本数制限がかかるかもしれませんので、あしからず。
VANS

24-25はINFUSE SNOW SURFが大好評でした。来季、目立った変化はありませんが、人気モデルは継続されています。
スタイル重視、コスパ重視でも、もれなく「履き心地」がついてくるのがVANS。これまでのクオリティを維持してくれるだけでも安心感があります。
BLACK DIAMOND

24-25よりスノーボードショップとしては日本で初めてウェアの取り扱いを開始しました。既に良いレビューが集まってきていますので、今後のブログを楽しみにお待ちください!。
25-26は、ジャクソン・ブロスとの契約が終了し、リーコン・ストレッチプロシリーズもラインナップからなくなってしまいましたが、それでもウェアのクオリティーは抜群です。
ストレッチ性が高いので動きやすく、生地の強度・透湿性・防水性もバッチリ備わっています。運動量のあるライディングスタイルの方、使用頻度が高い方に特におすすめです。
また、素手よりもスマホ操作がスルスル(!)なインナーグローブはMOJANEでも大ヒット!日常でも使えて便利です。
SMART WOOL

蒸れに強く暖かいソックス。ブリザードでも口周りが凍らないバラクラバ。普段ならおざなりになりがちなアイテムですが、一度使うと手放せなくなってしまうのがSMART WOOLのスゴイところ。贈り物としても大変評判が良く、スノーボーダーの間でもじわじわとファンを増やしています。
ちょっと贅沢ですが、ベースレイヤーは是非奮発して体験してもらいたい!来期はなんとBRYAN IGUCHIのベースレイヤーコレクションが登場(日本での取扱はロストアローオンラインとMOJANEだけ!)。数量は超限定ですので、IGUCHIファンは是非チェックしてください。
100% SNOW

スノーゴーグルをスタートして3シーズン目の100%、ゴーグルの新規モデルはありませんが、豊富なレンズとデザイン、視界の良さはバッチリです。
25-26はこれまで要望が多かったクリアレンズが発表されました。これがHyper®︎レンズだったなら完璧だったのですが、違ったのが残念!ただ、スペアレンズなので許容範囲ではあります。MOJANEでの取り扱いも3期目。既にお持ちのユーザーに向けたスペアレンズと、北海道に合うベストレンズ搭載モデルに絞ってピックアップします。
FP INSOLE

MOJANEの必須アイテム、GAME CHANGERが初めてフルモデルチェンジ!すでに一部サイズは入荷済ですが、全サイズが揃うのは25-26シーズンからとなります。グラフィックスもナイスなテリエモデルGAME CHANGER PROは、特許取得中の量子ヒール技術が組み込まれています。熱成形によって変化するゲル?のような素材が仕込まれているようで、これまで以上のポテンシャルを感じています。今シーズンは使用方法や使用感を色々実験していますので、皆様からのレビューもお待ちしています!
OWNER OPARATOR
まだ来季の情報は公開されていませんが、ローカルゲレンデを楽しむ為のジャンクでカッコイイ”スノーボード専用ウェア”を期待しています。
吹きさらしのリフトでオイル交じりの水が滴っても、雪解けでドロドロの駐車場でも、隠れきれないブッシュがあちこちにあっても、攻め攻めで遊びたい方、必見。公開され次第SNSでお知らせします。
ついに動き出した25-26のスノーボードシーン
新型コロナの蔓延によって抑制を余儀なくされた過去2シーズンでしたが、25−26シーズンのラインナップを見ると、各ブランドが動きを取り戻し一斉に独自色を放出した印象です。
また、ここ数年は世界情勢の煽りを受けて、惜しくも終了してしまったブランドやモデルも多々ありましたが、そんな変化にも順応しながら、新しい価値観、新しい楽しみ方、新しいギアが生まれています。
ヴェンタイルコットンを使ったFJELLのスノーウェアは業界では初の試みですし、NEVER SUMMERのゾッとするほどのアイディアの多さと実現力には驚くばかりです。
一方で、ブーツ、ビンディングのハイエンドモデルが10万円を超える高価格帯のレースが本格化しています。
More,More,Moreと突き進む開発競争に興味があるのも事実ですが、道具の価格に苦しまなければ快適に楽しめないような遊びにはしたくありません。
MOJANEが考えるスノーボードは、気軽で日常的な遊びです。引き続きユーザーと意見を交わしながら、“ワクワクするアイテム、使えるアイテム”を厳選していきたいと思います。
25-26ご予約受付中
この記事では、MOJANEで取り扱い中の主要ブランドの新着情報をまとめました。この他、SNSでは新着情報を随時シェアしていますので、フォローしてお役立てください。
既にファーストオーダーが終了しているブランドもありますが、MOJANEでは可能な限りご予約をお受けしています。
モデルやサイズ選びにお悩みの方は、店頭にてご案内いたします。ご来店お待ちしています。
※コメント欄やメールでのアドバイスは致しかねます。ご理解のほどお願いいたします。
バートンのnewステップオンブーツの評判がとても良いみたいですね。でも個人的にはBURTON FT Smooth operatorが気になります。MOJANEからレビュー 記事が出たらいいなぁ~と期待しております。
T-Hackさん
コメントありがとうございます。
残念ながら当店のブログでSmooth operatorを特集する予定はございませんが、BURTONストアではレンタルで試乗ができるので、気になるボードは実際に乗ってお選びいただけます。
ぜひ体験して、コメントでレビューお寄せください^^
スマートウールの良さにハマってバラクラバやソックスを愛用しています。来期ブライアンイグチのコレクションが取り扱いがあるとのことで、非常に興味を持っております。お店に伺ってお話を伺いたいですが、遠方のため難しいのが現状です。教えできる範囲で構いませんので、情報教えていただけたら幸いです。
toradyさん
コメントありがとうございます。
スマートウール ブライアンイグチコレクションについては、当店でもカタログがあるのみで詳細までは把握していません。
詳しい情報ということであれば、国内販売代理店のロストアローさんにお問い合わせください。
いつもギア選定の際には真っ先にレポ載ってないか確認させていただいてます!
フィールドアースを検討してるのですが本州では試乗会がないためレポ期待しております…
CVとQを特に…
Nokさん
ご覧いただきありがとうございます。
FIELD EARTHは奥深いブランドですので、ぜひ身近な取扱店で環境や遊び方含みでご相談いただくことをお勧めします。
当店のレビューはあくまで北海道での使用を想定したものとなりますが、今後機会があればテーマにしたいと思っています。