オフィシャルにバックカントリーが楽しめるキロロ・マウンテンクラブ
余市郡赤井川村に位置するキロロリゾートは、広大な自然をより安全に楽しむ為のルール作りに務めています。その一つが”キロロマウンテンクラブ”です。地元のスノーボーダーはもちろん、道内外から世界中のパウダーフリークを迎え入れるこのシステムを、実際に入会・体験してきました!
サイドカントリー(コース内にあるコース外エリア)と、バックカントリー(立ち入り禁止エリア)が交差するキロロ。ついついパトロールの目を盗んで滑りたくなるものですが、その一方で多くの事故が発生しているのも事実です。刻々と変わる天候や地形といった自然環境には、時に命をも奪う危険が潜んでいることを忘れてはいけません。
正しい知識と情報を手に入れてバックカントリーへ!
“SAVE TREE・SAVE SNOW・SAVE LIFE”をコンセプトに導入されたキロロマウンテンクラブは、危険回避のための技術や情報・各種会員サービスを提供しています。入会は有料ですが、セルフレスキューやビーコン講習会やモーニングライドなど会員だけの無料サービスも多く催されていて、充実した内容です。
マウンテンクラブ1日会員体験
キロロ到着後、まずはマウンテンセンター2Fのマウンテンクラブへ。今回はMOJANEの仲間が集まって、1日会員を体験しました。1日会員は税込1.200円。抵抗のない価格ではないでしょうか。シーズン会員は新規で12.000円、前年からの会員は8.000円(2018年度現在)です。マウンテンクラブ内はゆったり広々とした空間。作戦会議や準備もバッチリできるので、集合場所にもってこいですね。
マウンテンクラブ内にあるインフォメーションボードには、天候やエリア情報といった様々な最新コンテンツが集まります。こういった情報交換が後に来るスノーボーダー達の重要なキーワードとなります。実際に滑って感じたことがあれば、逆に情報を提供しても面白いと思います。
マウンテンクラブの長谷川さん。今回は大変お世話になりました!心配事や不明点があれば、丁寧に教えてくれます。
また、初心者から上級者まで、自分のスキルを伝えることで、レベルに合ったバックカントリーエリアを紹介してもらえます。
スキー場内にあるゲートを管理しているMr:GATE KEEPR、パトロール隊。パトロール隊員はキロロの門番、何よりの情報源となります。コミュニケーションを取って、その日のコンディションをチェックしてください。自分のスキルに合ったバック(サイド)カントリーを大いに楽しみましょう!
パトロールの方々にも、笑顔で”良かった〜o(^▽^)o”と伝えられる清々しさ!ルールが整備されたことで、得られるものも多い印象を受けました。その昔、ブライアン・イグチ プロスノーボーダーが”ルールを破るのもまたルール”と言う言葉を残していました。が、ここは日本。キロロのルールは、キロロでのマナー。サービスを最大限に利用して楽しみましょう!
今回ご協力頂きましたキロロマウンテンクラブ長谷川さん、スタッフの皆様、MOJANEライディングツアー参加者の皆さん、どうもありがとうございました!