RESORTスキー場北海道小樽道央

スノークルーズ オーンズ|アクセス良好、札幌・小樽っ子のホームゲレンデ

サービスが充実したアミューズメントなスキー場

幅広い世代から愛されるファミリーゲレンデ

札幌~小樽でウィンタースポーツを楽しむ方にとって、オーンズは馴染み深い場所の一つです。スキー場としての歴史は古く、1965年に春香道新スキー場としてオープンした後、施設の増設や改称、閉鎖などを乗り越えて現在に至ります。下は1歳から、上は80代まで。古くから通うファンと、地元スタッフが作り出す地域密着型のアットホームな雰囲気です。

朝一のオーンズ

オーンズは、規模こそ大きくはないものの、綺麗な圧雪とパーク、レストラン、レンタルコーナー、ナイター設備、雪質、一つ一つのクオリティーが高く、スモールリゾートと呼んでも遜色はありません。また、全日本スキー連盟(SAJ)、日本スノーボード協会(JSBA)公認のスクールがあり、級検定を狙う方のサポートも万全です。

ハイシーズンにはイベントも多く開催され、ウィンタースポーツを通して、家族や仲間と過ごす時間を提供しています。天気が良い日は石狩湾を眺めながらのライディングを楽しみましょう。

人工雪で早期オープン

オーンズ早期オープンナイター

オーンズのシーズンインは例年11月中旬。2020-2021シーズンも北海道で唯一の人工降雪機により、一部のコースを11月20日にオープンしています。

自然雪が降り積もり、本格的なシーズンを迎えるのは12月中旬ですが、雪の感触をいち早く確かめようと、スキー選手やスノーボーダーが連日訪れています。

2020-2021シーズンの営業期間

11月20日(金)~3月28日(日)
アーリーシーズン:11月20日(金)~12月18日(金) 約20%オフ
スプリングシーズン:3月8日(月)~3月28日(日) 約10%オフ

最長0時迄のナイター営業

札幌在住のスノーボーダーにとって、オーンズに行くのは映画館やショッピングに行くのと同じくらい気軽なことではないでしょうか。17時からのナイター営業は、平日23時まで、ハイシーズンの週末は0時まで拡大されます。学校や仕事を終えてから向かっても思い切り滑ることができ、夜景も綺麗です。

オーンズのコース紹介

オーンズ|リフト
オーンズ|コースマップ
コースマップ

オーンズは緩急がついた広いコースレイアウトが特徴です。コースは単純明快ですが、スノーボーダーが遊ぶには十分な地形があり、あらゆるレベルの練習場として親しまれています。山頂まで5分のクワットリフト1本で全10コースを網羅できます(中腹までのペアリフトはアーリーシーズンに稼働)。


朝一番の圧雪と青い海

オーンズ展望台からの眺め

オーンズの魅力は日本海を一望出来るところにもあります。晴れた日の朝の展望は格別です。小樽天狗山スキー場や、朝里川温泉スキー場など、小樽の海沿いに立地するゲレンデは海が見える事も多いですが、オーンズは目の前が海。ここまで近くに海が見渡せる山は世界でも数少ないのではないかと思います。

山頂からのコースは大きく分けて、パノラマコースと上級者向けダウンヒルコースの2つ。パノラマコースの途中、ダウンヒルコースに向かってバラエティ豊かなコースが展開されます。


パノラマからの多彩なコース

オーンズサンシャインコス|田中岳宏

リフトを降りて右手に進むと、オーンズのメインとなるパノラマコースです。

ゲレンデ上部は緩やかな斜度が続き、右手にはコブのダイビングコース、中斜面のツインズコースへの入口が現れます。コース中腹からの左手にはパークがレイアウト。クライマックスとなるサンシャインコースは広々とした24度のバーン、レストハウスの窓から見えるステージです!

オーンズ|ダイビングコース
ダイビングコース|上級
オーンズ|ツインズコース
ツインズコース|中級
オーンズ|フォレストコース
フォレストコース|初級

ダウンヒル~ファミリーコース

オーンズ|ダウンヒルコース

リフトを降りて左に進むと、最大斜度30度の上級者コース。ここでは日々テクニカルの競技者が修行しています。

オーンズ|ファミリーコース

急斜面を降りきると、パノラマコースから分岐した各コースとの合流が続くファミリーコースとなります。傾斜は緩やかで、グランドトリックやスイッチの練習に最適。初心者は迂回コースから合流できます。


実はパークの完成度が高い!?

多くのゲレンデ同様、オーンズのパークディガーはパークライディングが大好きなオペレーターが設計しています。スケールの大きなセクションはありませんが、レイアウトはユニークで、小規模でも楽しめるポイントや危険性もよく理解しているなと感心します。雪面が柔らかい日は思い切って遊んでみてください。


ハーフパイプの名残

オーンズ|パイプの跡地

MOJANE的フォーカスポイントは、パノラマコースの終盤にあるハーフパイプ跡地です。現在は放置状態で、公式コースとはなっていないとのことですが、ハイシーズンになるとパイプの片面の壁で遊ぶことができます(片側しか雪が付きません)。

オーンズ|パイプの跡地入口

基本的には整備されていないエリアだという事と、パイプのベースは石を積み上げて形作られているので、場合によってはボードがダメージを受ける事も考慮し、現場の状況を確認の上、ご自身の判断で入りましょう。

施設とサービス

オーンズ|センターハウス

ファミレス級のゲレ食


オーンズ|レストラン

若い世代で活気付いているゲレンデは貴重です。そんなオーンズの食卓事情はなんといっても大盛りの食事。ガツガツ食べて、ガンガン滑る。これが基本です。

リフトチケットとセットになったプランもお得になっています。小樽はあんかけ焼きそばが有名です。天狗山スキー場とオーンズ、どちらが好みかハシゴしてみてもおもしろいかもしれません。

オーンズ|オムライス
オムライス800円
オーンズ|あんかけ焼きそば
あんかけ焼きそば1000円
オーンズ|カツ&ザンギカレー
カツ&ザンギカレー1200円

レンタル


オーンズ|レンタル

初めてのスノーボード体験や、旅行者にも好評なのがレンタルです。用具一式とリフト券、ランチが付いて1万500円~。手ぶらで身軽に、1日をフルに楽しめるパッケージです。

2020-2021シーズンは、オーンズのレンタルスキー/スノーボードの一部メンテナンスをMOJANEで施工させていただきました。実際にレンタルボードを手に取ってみると、想像以上に良いボードが揃っていました。スノーボードはロッカーベースが中心なので、初心者も安心です。


学生向けのサービス充実、若者の強い味方

札幌~小樽近郊の学生にとって嬉しいサービスが充実しています。

  • 19歳のリフト代が無料になる「雪マジ!19」対象
  • 1日5便の無料送迎バス
  • 充実したレンタルで色々試せる
  • カフェやゲレ食でまったり
  • サービスデーやパックプランが充実
  • 海と夜景が自慢、デートにも
  • 運転初心者も安心、峠を越えずに行ける
  • 仲間と参加できるイベントが随時開催

抜群のアクセスと料金

オーンズ|チケットカウンター
チケットカウンター|2020年2月現在の料金

札幌中心部からは車で約40分、高速を利用すると30分もかからずに到着。銭函ICを降りたら5分という好立地です。

道外から札幌へ出張の際にスノーボードを持ち込んで、レンタカーでオーンズナイターを体験した、というビジネスマンもいました。札幌近郊からは峠を越えずに行けるので、冬道運転に不慣れな方でもアクセスしやすいゲレンデです。

地下鉄宮の沢駅、JR手稲・星置・銭函駅を経由する無料送迎バスが毎日5便運行しています。

2019シーズンは平日のシニアデー、レディースデー、メンズデー、ファミリーパックや、シーズン券同伴者割引など、お得なプランがありました。また、雪マジ19(19歳はチケット無料)、雪マジ20(20歳はチケット最大半額)対象です。

エキスパートに聞くオーンズの魅力

オーンズ|田中岳宏

MOJANEインストラクター田中岳宏さん

大規模なスキー場と比較してしまうと物足りないという事になってしまいますが、これだけ札幌から近くて、人とパワーが集まっている場所はありません。明るくアットホームで、来場者同志で仲良しの関係ができやすい印象です。1人でも練習に行ったり、現地で友達を作ることもしやすいんじゃないかと思います。 ナイターが遅くまでやっているのも良いところで、検定前の付け焼き刃的な練習ができます(スケジュールが合えば、ナイターでMOJANEレッスンを行っています)。 札幌近郊には、いくつかローカルスキー場がありますが、ナイターならオーンズがお勧めです。

MOJANEではオーンズを会場とした田中岳宏コーチによるプライベートレッスンを行っています。受付はMOJANE店頭迄。

ONZE 企画・営業部チーフ落合勇紀さん

オーンズは街から近く、国道からすぐの立地です。お車でご来場の際も山道の運転をする必要はありませんので、気軽にお越しいただけます。また、ナイターは夜遅くまでやっており、照明はすべてLEDでとても明るいです。ゲレンデからは海や街並み、夜景がとてもきれいに見える眺望が自慢です。

様々な思いが集まるオーンズ

オーンズ|朝一の駐車場

オーンズの魅力はなんと言っても、良い意味での生活感。より良いオーンズの在り方を模索するスタッフと、オーンズを生活の一部とする常連スキーヤー/スノーボーダーたちの姿が印象的です。

街や住宅街から近いスキー場なので、シーズンスタッフもいわゆる”リゾートバイト”ではなく、家から通える日常のアルバイトだという事もオーンズの活気を生んでいるのかもしれません。

センターハウス内を見渡すと、札幌のスキー全盛期を知る世代と若者たち、ファミリー層まで…。ウィンタースポーツを介したコミュニティスペースの役割も担っているように感じます。札幌では、オーンズで初めてのウィンタースポーツを体験したという人も多いと思いますが、僕も子供の頃は親にオーンズナイターに連れて行ってもらいスキーをしました。当時は週末に花火が打ち上げられ、転んだら飴をくれるお姉さんが居た記憶があり、いい思い出です。

COMMENT

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  1. 23-24シーズンのオーンズは、人工雪でのコース設営を行わない意向だとか。
    例年よりも遅めのオープンとなることが予想されます。

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