飛んでも跳ねても、着地が楽しい!
シェイパーシリーズで最もジャンクに遊べるモデル
ファン・ライドに特化したモデルが並ぶ、NEVER SUMMERのSHAPER SERIES(シェイパーシリーズ)。そのラインナップで唯一、スイッチスタンスにフォーカスしているのがSHAPER(シェイパー)です。
スイッチでパウダーを攻め、積極的にオーリーを仕掛け、そのままパークにも突っ込める。それは言わば、ハンバーグとオムライスとエビフライの盛り合わせ状態!
MOJANEの提案は、是非ダッグスタンスで。スイッチに積極的な人や、スイッチ練習中の人にもお勧めしたい”ツイン風”のフリーライディングボードです。
パウダーの朝イチやラスト1本のクルージングはブロワースタンスで、それ以外はダッグスタンスで思いっきり飛び、跳ねて、回しましょう!
SHAPER SERIESのSHAPER?
SHAPERは、シリーズとモデル名が同じなので、少々紛らわしく思われるかもしれません。
歴代のSHAPERを辿ってみると、デビュー以来変化を続けているモデルであることが分かります。
この記事では22-23モデルを掘り下げていますが、来季23-24にも改名とリニューアルが行われます。モデルとしての方向性は一貫しているため、来季の参考にしていただければと思います。
SHAPERの経緯
17−18:シェイパーシリーズがスタート。
18−19:シェイパーシリーズからSHAPER TWINが登場。トゥルーツインではなく、現在同様ツインライクです。
この年、SHAPER TWINのCHRIS CORNINGモデル、153”CC” もリリース。当時の公式カタログには「クリスコーニングに153CCを捧げる」と記されています。
20−21:パウダーライディングの為のブロワースタンス導入。
22−23:SHAPERに改名。シェイパーツインから、シェイプもフレックスも大きな変化はありません。
23-24はSHAPE SHIFTERへ
ボードのコンセプトは変わりませんが、23-24モデルはラウンドノーズになります。
これにより、22−23までのSHAEPERよりもメインスタンスでの浮力がアップされるのでは?と予測しています。
ブロワースタンスを活用してね!というメッセージにも受け取れるリニューアルです。
ツインではなく、ツインライクの妙
SHAPERはメインスタンスで乗るディレクショナルボードですが、スタンスロケーションはツインチップのようにボードのど真ん中にセッティングされています。
「中途半端だな、ツインでいいじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、この、完全なツインチップではない、“ツインっぽさ“に旨みがあり、リアルなニーズがあると思っています。
主な利点は、ツインっぽくありながら、テイパーが入っているのでセットバックを入れずとも、メインスタンスでの滑走性能が高いということ。メインスタンス6:スイッチ4くらいの方、あるいはスイッチ練習中の方にとって、ライディングの幅を大きく広げてくれます。
例えば、大きな山ではツインで滑り切るよりもディレクショナルの方が自然な動きで攻めることができます。
ロングコースでは180°を仕掛けてスイッチで着地をキメたい!と思うマッシュもあれば、メインスタンスで気持ちよく滑りたい場所も必ずありますよね。
メインスタンスを主軸に浮力を味わいつつ、要所要所スイッチに切り替えることで、消耗しがちな後ろ足の疲労感を抑えながら、ロングコースを滑り切る、という訳です。
スイッチ修行中の方は、流すだけのコースの一部をスイッチ練習に活用しましょう。
ノーズに若干のアドバンテージがあるので、前足をノーズにセットすれば、(メインスタンスを入れ替える)ボードからサポートを受けながらスイッチ練習ができます。これもツインライクのメリットです。
山にある全てのセクションをパークスタイルで
NEVER SUMMERのSHAPER SERIESは、どのモデルも安定感・ターン性能・タフさに長けています。
その上で、シリーズで最も大きなサイドカーブを持つSHAPERは、大きく、速く、豪快な表現が得意なボードです。
雪面の状況を拾いすぎないので、かっ飛ばしながら狙ったセクションをざっと力強くスケッチしていく、といったイメージです。
SHAPER SERESEの他のモデルでは、滑走中のバタつきを抑える衝撃吸収が感じられましたが、SHAPERはそれに加え、蹴り出しや跳ねる動き、そして着地での衝撃吸収が印象的です。
地形を見つけたらどんどんオーリーを仕掛けてください。バウンドを吸収して“ンバン!“と着地が決まります。ジャンクな場所でもオーリーのタイミングを合わせやすく、着地が怖くない!
平面での着地やスイッチも、この安定感がサポートしてくれるので不安要素が吹き飛び、チャレンジするほど面白いボードです。
春のザクザク雪や荒れたコンディション、ジャンプのアプローチでもこの安定感が冴えるはず。精密な動きや繊細なテクニックではなく、フィーリング派に向いていると思います。
SHAPERのスペックと機能解説
まずはSHAPER SERIES全モデルが備える機能の中から、ブランド特有の安定感や走破性、板離れが良いのに強いエッジングを生み出すテックを抜粋してご紹介します。
SHAPER SERIESの基本機能
FUSION ROCKER CAMBER
NEVER SUMMER版のダブルキャンバー 、ROCKER CAMBERがセットバックされた構造で、SHAPER SERIESの要となるベンドです。 前足のキャンバーアーチは浅く(ゆるめ)、後ろ足のキャンバーアーチは深く広い(パワフル)のが特徴で、メインスタンスでのライディングを想定したバランスです。
DAMPING SYSTEM
NEVER SUMMERのスペック表には”DAMP”という項目があります。この機能は、振動吸収や安定性を示すもの。エッジの周りに仕込まれたラバーブッシングが衝撃や振動を吸収し、ライディングの安定性を高めます。DAMPのテイストはモデルによって異なり、SHAPERはRDS2 Damiping Systemを搭載、NEVER SUMMERのボードに使われる素材の中でこの素材だけが日本製だそうです。
VARIO POWER GRIP SIDECUT
ライディング中のボードを踏む力を利用してグリップを高める、NEVER SUMMER独自発想のサイドカーブ。実際に乗ると、ボードへの荷重で接点が増えて「噛む感覚」が良くわかります。 表記ではメインサイドカーブの数字のみが記載されていますが、各モデルのベンド(プロファイル)に合わせてセットされています。
SINTERED P-TEX SIDE WALLS
サイドウォールにも滑走面と同素材を使うことで、板を立ててサイドウォールが雪面に当たっても走り続ける構造です。現在は多くのブランドでも取り入れている機能ですが、実はNEVER SUMMERが業界初でした。
また、P-TEX素材によりボード全体の柔軟性を高め、寒くなればなるほど固くなってしまうサイドウォールのクラックを防ぎます。これは寒さが厳しく乾燥したエリアならではの発想ではないでしょうか。
22-23 SHAPER 156のサイズスペック
ベンド FUSION ROCKER CAMBER
ウェスト 26.2mm
ノーズウェスト 31.1mm
テールウェスト 30.1mm
有効エッジ 1180mm
サイドカット 8.12m VARIO
テイパー 10mm
ダンプ 5
スペックは玄人好みですが、実は幅広い層が自由度高く遊べます。パウダーの浮遊感に出会ったばかりの初級者や、スイッチライディングを身に付けたい中級者のスキルアップにも役立つはずです。
フレックス&トーション
全体的に均一なフレックスです。フレックスレベルは6となっていますが、フレックスレベル5のHARPOONよりも柔らかく感じられました。テールの反りが関係しているかもしれません。
また、トーションは他のSHAEPERシリーズと同程度。ウェストワイドはありますが、警戒するような硬さではありません。自然なトーションと言えるでしょう。
ノーズ&テールのキック
キックは前後とも同じ面積、同じ高さです。ピンと飛び出た形( 23-24はテールのみ)はPOWDERでの操作性をアップさせる役割があります。シャベル(反り)はありませんが、ボード全体がロッカーしているので必要ないと考えているのでしょう。ディープパウダーでも気になることはありませんでした。
降り過ぎた日の為のブロワースタンス
SHAPERには、圧雪車が入れないくらいの降雪があった時のために、フルセットバック可能なビス穴=ブロワースタンスが設けられています。フリーライディングを追求するSHAPER SERIESならではの発想です。
ブロワースタンスは過去にYES NOW BOARDのSTANDARDでも採用されていました。SHAPERとSTANDARDに共通するのは、基本的に新雪エリアを求めるマウンテンフリースタイルを提案しているボードだということ。
STANDARDもツインシェイプで山全体を楽しみ、いざとなれば!というセッティングでした。
類似モデルはCUSTOM FV 154wide
SHAPERのイメージを伝えるのにピッタリなモデルがあります。BURTON CUSTOM FV 154wideです。このモデルは足が大きめな人向けに作られたものですが、ダブルキャンバーとワイドウェストであることから、ボードの長さに頼らなくても抜群の浮力が得られるという裏技的な使い方がありました。
(なぜFV154wかというと、FV156wが製作されておらず、次のサイズがFV158wになってしまうから。158の長さでワイドだと、同様に使える体型の方が少なくなり、他に代替できるモデルも多数あるので、FV154wが色々とちょうど良かったのです。)
SHAPERのサイズバリエーションから考えると、153, 156, そして159(よほどの体格の良い方限定) はCUSTOM FV wideシリーズを熱望していた僕からするととてもドンピシャなサイジングです。
NOW BINDINGとの相性◎
基本的にウェスト幅が太いボードはNOWのスケートテックとの相性が良いです。
SHAEPERはサイドカーブが大きいので、トーションを利用してターンの軌道をコントロールしやすくなります。
ただ、ブーツサイズが27cmを超える方、体重が75kg以上の方、脚力に自信がある方は、スケートテックは不要かもしれません。
逆に、合わせるバインの選択肢が多いと思います。
例えば、トラビス・ライスが乗るORCAシリーズもウェストが太いボードですが、彼の足元を支えるのはUNION FALCOR。レスポンスよりもフレックスを重視したチョイスです。
因みに、僕は26.5なので、このウェストワイドを扱うにはNOW一択という感想でした。
SHAPER156 試乗レビュー
気楽で、豪快。 大雑把さが楽しい!
諸橋正太
使用バイン: NOW SELECT 15° −3°~6° 55cm
試乗環境:3月上旬キロロ・2月上旬美唄・3月下旬比布
このボードで滑りたい場所:ハイシーズンルスツ、ニセコ、旭岳、カムイスキーリンクス、春の比布
スタンスの取り方で変化が楽しめるボードだったので、シーズンを通して繰り返しテストしました。
僕は回転が苦手なタイプですが、トリック系の判断をする為にも、いろんな場所、いろんな斜度、いろんなスピードで、積極的に180°を試しています。
自分にとってはこのSHAPERはかなり安定感があり、オーリーが決まりやすく、かなりフィールが楽でした。つい余分に180°を仕掛けていたほど…。
大柄なスノーボードではあるものの、オーリーといった縦の動きはとても扱いやすいので、キロロのウェーブが最高に気持ちよかったです。「来シーズンは全方向180°、時折360°も交えたい!」と、向上心まで上げてもらいました。
一方、ターンの性能はHARPOONやSWIFTの方が断然に好みです。
SHAPERはセットバックして乗ると大きなターン孤を、後ろ足で踏み続ける(ぐい〜っと荷重していくイメージ)のはとても気持ちよかったので、そういう意味でスタンスの取り方をいくつも知っておくと良いモデルだと思いました。
パウダーに関しては、ハイシーズンに大きな山では試せなかったので推測になってしまいますが、長距離滑走やトラバースがある山で活躍すると思います。
その時のセッティングは【前18°後0°】のように、スイッチでも遊べる様にしておくのもポイント。パウダーの浮力は、近藤くんが詳しいレビューを寄せてくれています。
大きな山でたっぷりフリースタイルを遊びつくしたら、最後の1本はブロワースタンスで気持ちよく。自分のセッティングバリエーションを開拓するのも楽しみどころです!
直進的でフリースタイルなパウダー&カーブ
平山雅一
使用バイン:FALCORE 12/-12
連想するモデル:X FV、初期のSALOMON SICK STICK、 NEVERSUMMER EASY RIDER
このモデルを一言で:フリースタイルパウダーボード in USA
このボードで滑りたい場所:オープンな場所ならどこでも
ビンディングの相性:BURTON MALAVITA / UNION ULTRA / NOW IPO
どんな人に合う?:地形を使った遊びが好きな人
ツインチップのセンタースタンスなのに、テイパーがあって、ディープパウダー用のセットバックのホールも備えている…近年見なくなったユニークなカメレオンボードですが、いざ乗ってみるとルックスだけでなく、実用レベルの多様性に驚かされました。
パウダーでの浮力はディープホールが必要か?と思うくらい、センター乗りでも十分でしたし、スイッチの操作性も良いので、地形が続くようなセクションでも180で繋ぎながらポンポン飛んでいく感じが何とも心地よく楽しいボードでした。
そして、カーブ性能はネバーサマー十八番「噛むダブルキャンバー」で、深いターンも気持ち良いレベルで楽しめます。
面ツルパウダーから地形遊び、カービング、スイッチまでお手の物で、フリースタイルパウダーボードとしてはかなり完成度の高いものでした。
ただ、1つ気になったのはウェスト幅で、急な動きや狭い場所での動きの反射的な初動が少しモタつく感じがありました。
道央圏の山で雪が良い時のコンディションであれば、ツリーランやタイトなアプローチからの飛び出しなどがつきものと考えると、もう少しウェスト幅が細くて、キレと反応良さがあれば北海道仕様として完璧だった!?と思ってしまいました。 (本国の地形でのフリースタイルパウダーボード設計だと思うので。)
パウダーの日でも細かい場所にはあまり入らない / 面ツルパウダーやオープンな場所での大きいターン(ミドル~ロング) / 直線的な地形遊びが好き / あまりチョロチョロした動きはしない / という人にはとてもお勧めできるボードだと思います。
同じようなテイストで、直進的な安定性よりも、ツリーランやショートに細かく動くような半径の小さなスノーボードが好みな方ならば、同ブランドのEASY RIDERが良いチョイスかなと思います。
大き目のターン弧で遊ぶファンボード
竹田礼
SWIFTよりも扱いやすいパウダーボードでした。
サーフボードで例えるなら、SWIFTがツインフィンのショートボード、こちらはファンボードという感覚です。
サイドカーブ全体でキャッチするようなターンが特徴で、ミドルターンあたりがハマります。その為、SWIFTよりも大きなターン弧で遊ぶのがおすすめです。
パウダーでのオーリーの仕掛けやすさから、大きなエアもでき、フリースタイルな一面もあります。また、パウダーではソール全体の面で浮いてくるような浮き感があります。
ピステンでは、地に足の着いたキャンバーの乗り心地で、SWIFTやHARPOON同様しっかりかみついてくれるターンがあり、間違いない安定感です。
NEVERSUMMERは、このホールド感のあるエッジバイトが標準装備なので、どのモデルをチョイスしてもカービングに関しては心配ありません。
サーフィンのファンボードに近い乗り味があり、パウダーでの緩い斜面で力を抜いて乗れば、スープに乗ってインサイドに向かっているかのように。斜度のあるパウダーでは、腹サイズの面が整った波を味わうように。
この感覚は、乗り手やコンディションによっても変わってくると思いますが、サーフィンを意識しての試乗でした。
攻めて落とせるパウダーツイン(ピステンでのモタつき注意)
近藤勇介
使用バイン:IPO
連想するモデル:MODFISH
このボードで滑りたい場所:国際ダウンヒル、ヒラフ、ほろたち、斜度のあるパウダー地形
セッティング:UNIONのバインの方が相性が良いかもしれません
どんな人に合う?:斜度のあるパウダー地形を縦に縦に攻めて乗りたい人。
ネバーサマーのシェイパーシリーズはワイズが大きめで、そこに注目して試乗しました。
僕が思うSHAPERは、シリーズで一番のパウダー機。ピステンターンというよりは、深いパウダーとの相性が良く、タイミングを合わせて軽く蹴る様な感じで突っ込んでいくイメージです。
ただ、SHAPERは試乗した中で唯一、ピステンでもたつく場面がありました。
ターンの切り返しの時にワンテンポ遅れてくる感じで、同じウェスト幅のHARPOONとは、ターンのフィーリングが結構違った印象でした。 このウェスト幅なら全然あることで、印象が悪い程ではなく、また、乗る人や乗り方次第では全く感じないという方もいると思います。
ところが、札幌国際スキー場のパウダーコンディションでの印象はとても良く、ポンポンとギャップを跳ねていく感じの、以前モロさんに借りたMODFISHに似た感じの浮き感で、ダウンヒルコースでの乗り味は最高でした。
その日の深いパウダーと斜度、地形にSHAPERはベストコンディションだったと思います。もたつきも感じず、荒れた地形でもバタつかない、安定感抜群な好印象でした。
得意ではないスイッチも、ツインチップなのでストレスなくやりやすいかったです。
以上を踏まえ、僕の想像になりますが、札幌国際スキー場で試乗したときは工場出荷状態、美唄のピステンではエッジチューンを済ませていたので、エッジチューン次第で乗り味が左右されるのでは、と思いました。
コンディションが違うので何とも言えませんが、僕の場合は抜け感のある調整をするともたつきの解消につながるかなと思いました。自分に合ったイメージをモロさんと相談してエッジチューンの施工をする価値はあると思います。
フレックスに関しては、今回の試乗したモデルで一番良かったです。反発や高さはもちろん、何よりオーリーがやりやすく、ためて飛ぶというより、タイミングを合わせて軽く蹴る様な感じだけで十分高さのあるオーリーが飛べました。
小さなギャップでもかなり高く飛べたので、普段はできないけど、回してみようと思えるきっかけが増えると思いました。
モロのつぶやき
この記事に取り掛かっている間、並行してチューンナップをしていました。
その時、ふと目に留まったボードがありました。それはLIB TECH GOLDEN ORCA。トラビス・ライスが作った大ヒット作ORCAと、T・RICE PROをミックスさせたモデルです。
G・ORCA 153cmのスペックはウェスト26.3, サイドカーブが8m, 有効エッジ1100mm,テイパー9mm。SHAPE SHIFTER (SHAPER)のスペックは ウェスト26cm サイドカーブ 7.83m 有効エッジ1160mm そして、テイパーが10mm。
ベンドも、両者ダブルキャンバーで、後ろ足のキャンバーアーチは両ボードとも、狭く高い。(NEVER SUMMERはFUSION ROCKER CAMBER、LIBはC2 HYBRIDと表現しているが、仕組みは似ている)
G・ORCAはセットバックが入っていますが、SHAPE SHIFTERがブロアーホールをセッティングしている事を考えると、瓜二つではないでしょうか。
LIB TECHのORCAを追いかける様に20-21シーズンにリリースされたNEVER SUMMER HARPOON。そして、SHAPER TWINを追いかける様に21-22シーズンにリリースされたG・ORCA、この2ブランドの関係が非常に面白く見えてきました。
規模は異なりますが、スペックや用途で照らし合わせると、どちらも時代と共に少しずつ移ろう遊び方のトレンドをしっかりリードしているようにも思います。
そして僕の頭に閃きが。「その舞台は、NATURAL SELECTION!」
SHAPE SHIFTERは派手なプロモーションこそ行ってはいませんが、ツインライクが広げる遊びの幅、ブロワースタンスが持つ抜群の浮力は、このモデルを特別なものにしているのだと思います。